「 VR 」一覧

お台場の「VR ZONE」へVR体験に行ってきた、が…

VRを一度ぐらいは経験せねばと、お台場の「VR ZONE」に行ってきました。

▼公式サイト
VR ZONE Project i Can in お台場ダイバーシティ

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だけど、ぜんぜんわかりませんでした。

1つ思い出した重要かもしれないことに、私は3DドライブゲームとかFPSの類がド下手だったということがあって、ボトムズもただただ粗いドットがうねうね動いているようにしか見えず、撃った弾はなぜか床に当たりまくり、スキーのVRシミュレーターをやっても、傾斜の具合とか自分の加速状況とかがさっぱりわからない。退場。

これが自分の認知能力だか何かの欠如によるのか、VRは(またはHTC Viveは?)映像としてはその程度のもので、普通の人は情報処理能力や運動能力が高いだけなのか、よくわからないなあ。

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もう1つよくわからないのは、ボトムズのシミュレーターの係の人が終始一貫してATないしスコープドッグのことを「ボトムズが起動します」「ボトムズで戦います」のように呼んでいたことで、ユーザー層的にボトムズもリアルタイムで見ていたマニアが多かろう中で、高橋伸輔の色紙まで飾られている中でなぜ? 私が何か勘違いをしているのか?? と別の意味で取り乱しかけました。

私にはVRがわからないのか? ホラーのやつならもっと没入できたのか? 1週間後に本物のVRを見せてくれる人物が登場したりしないのか? と、非常にスッキリしない気持ちになりました。


「VRビジネスの衝撃」(新清士)感想

久しぶりに目にした「~の衝撃」本「VRビジネスの衝撃」(新清士)を読んだ。今のVRのブームがどんなものかと、注目を集めるVRベンチャー企業「Oculus」の出自について知ることができる。

VRビジネスの衝撃―「仮想世界」が巨大マネーを生む
(NHK出版新書 486)
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「VRは実際に体験しないとよくわからない」ということを本書は述べているが、実際そのとおりで、読んでいてVR体験そのものについてはピンと来ない。VRゴーグルは致命的にダサいデバイスにしか見えないが、そこで得られる体験がダサさを克服して普及するのだろうか? それを否定する要素も特にないが。

しかし本題はそこでなく、VRのビジネス利用の現状と可能性を語るところにあり、その点では新書のボリュームの中にしっかりと情報がまとめられていて興味深く読んだ。1992年生まれのOculisの創業者Palmer Luckeyと、1970年生まれの伝説のゲームプログラマー(と本書では紹介される)John Carmackのエピソードなどは、同年代を生きてきた者としてもとてもエキサイティングだった。

一方でよくわからなかったのが、VRを「プラットフォームだから普及する」としてセカンドライフと比較し、「セカンドライフはスマートフォンで仮想世界を提供するアプリの1つのようなものでした。しかし、オキュラスリフト、プレイステーションVR、HTCバイブといったヘッドマウントディスプレイは、見方を変えれば、アプリを販売するためのプラットフォームなのです」と話を展開しているところ。

本書が「プラットフォーム」をどう定義しているのかわからないが、レイヤーは違えどセカンドライフもプラットフォームであってはずで、だいぶ説明が足りないように思える。比較するならiPhone後のスマートフォンとか何かしらのデバイスでもよかったように思えるし、セカンドライフとは時代背景も違いすぎて、どうも比較の基準がよくわからない。おそらく、セカンドライフは今でも「来る来る言われてたけど来なかったもの」の代表格で、VRはそうじゃないという論旨なんだろなと理解した。

という点は引っかかっているが、そうした話は本書のほんの一部。VRの現状を手っ取り早く知るために、大いに参考になる本だった。家庭や個人の生活にどれくらいVRが入ってくるかはよくわからないと感じたが、まずは大規模な娯楽施設において従来よりも低コストで安定供給できる新しいエンターテインメントとしてのVRに、大きな可能性がありそうだ。