「 社会的ネットワーク 」一覧

引っ越し準備中のWebはおもしろ不動産広告だらけで辛いので、行動ターゲティング広告を停止させた

Web広告の寛容度が高いユーザーであろうと考えている私ですが、最近の引っ越し準備中、あまりにも不動産情報サイトの広告が辛いので、行動ターゲティング広告を無効化しました。

私の体感での話ですが、「引っ越し準備中のユーザーへの不動産関連広告」には、2つの大きな問題点があると思います。

  • 出現頻度が異常に高い。だいたい8割のWebページにスーモ、残り2割にアットホームの広告がもれなく出る感じ
  • 広告が面白すぎる。動きがいいし、無視しがたい好条件物件や、珍妙な間取り図などが次々と出てきてついクリックしたくなり、仕事に支障が出るレベル

不動産関連の広告はきっと(賃貸関係でも)けっこう高単価なんだろうと思うのですが、ちょっと出すぎなんじゃないですかね……。 続きを読む


WIRED.jpが1年かけて「新しいライフデザイン」の特集をするそうです

最近知ったのですが、WIRED.jpで「ライフデザイン」をキーワードにした特集が行われています。日本独自の企画のようです。

Evernoteのフィル・リービンCEOが語る「未来のライフデザイン」:特別連載企画「WIRED Lifestyle」« WIRED.jp
20140228 01

WIREDでは「Luxury, but Comfort—素晴らしき未来のライフデザイン 10人からの提言」と題した“ラグジュアリーの新定義”を考える連載を、2014年1月からスタートする。ものを所有することとは違う“自分にとって本当に大切なものとは何か”を考えるヒントを、10人のゲストとともに考えていきたいと思う。
2014年、WIREDは1年をかけて「新しいライフデザイン」を考える « WIRED.jp

デジタル機器は私たちの生活に浸透し、その便利さ——仕事の速さ、正確さ、圧倒的な情報量、疲れを知らない継続力、等々によってヒトを圧倒しつつあります。

この先もデジタルの影響を受けるままでいるのか、それとも、どこかで線を引いて便利さを遮り、何か別の価値を育てていくのか……。と、改めて問われれば大抵は後者を選ぶでしょうが、ではそれは具体的にはどういうもので、どのようにすれば得られるのか、というのは、非常に気になるテーマです。 続きを読む


もしも「アンネの日記」が電子書籍だったら破損事件は起こらないか?

都内の図書館などで確認された「アンネの日記」破損事件が話題です。そこで、ふと思うのが「『アンネの日記』が電子書籍の形で提供されていたら、どうだったか?」ということです。

書物は論破できないから焚書される

「声の文化と文字の文化」(W-J・オング)には、「声」に対する「書物」の特性として、次のようなことが述べられ、焚書に至る「書物との対立」の起こる理由が語られています。

声の文化と文字の文化
4938661365 続きを読む


モノを見る解像度と「主語の大きな人」問題

世の物事を見る「解像度」について、最近ちょっと考えています。

身近なものは詳細に(高解像度で)見えるけれど、遠くのものは大まかに(低解像度で)しか見えない。これは、ごく当たり前のことです。例えば、東京人にとって23区の間の違いは重要ですが、鳥取と島根の違いはさして重要ではありません。

しかし、日々を漫然と過ごしていると、身近なものを見る目はくもって解像度を失い、メディアからプッシュされてくる遠くの粗い情報ばかりが脳を埋めてしまうことがあります。

特に、毎日の生活や仕事が単調で刺激が弱くなり、忙しさにかまけてメディアも「目立つところをかいつまんで」みたいなことをしていると、てきめんにダメになってしまいますね。特にネットでは解像度の低いメッセージをでかい声で発する人が良くも悪くも(主に後者の方で)よく目立ちます。

4791765559

例えばオリンピックは、テレビやWebのニュースだけを見ていると「誰々が何メダル」ぐらいしか記憶に残りませんが、競技のライブ中継を見ていれば、それよりもはるかに解像度高く、メダルを取った取れなかっただけではないものを見ることができます。

珍しく男子フィギュアスケートの中継を見て、メダルを取ったの取らないのだけを気にすることが、なんと味気ない見方かと、改めて感じました。とはいえ「たいして興味はないけど話のタネとして知っておきたい」といった向きには、ニュースの報道の仕方はちょうどいいのでしょうが。 続きを読む


「他者に期待しない」って難しい

「心穏やかに暮らしたいなら他者に期待しないこと」「夫婦円満のためには相手に期待しないこと」てなことが、立派なカウンセラーや先生の言葉として、よく本に書かれている気がします。

何冊かそのような本を読み、言わんとしていることは理解できるようになったつもりなのですが、なんで「期待」という言葉を使うんだろう? と、いつも思います。

だって、何の前提もない状態でいきなり「私はあなたに期待していません」と言われたら、ああどうしようもなく見放されているのだな、と思うでしょう。ネットで「俺は他人に期待しないぜ」とつぶやけばきっと軽く炎上すると思いますが、前後の文脈がないと、単に無頼気取りの勘違いした奴に見えてしまいます。 続きを読む


Twitterって何なんでしょうね?

Twitterは、2014年にサービス開始から8年、2009年にブレイクしたと考えると、それから5年となります。Twitterとは何なのか? 前代未聞の何かになっていくのではないかと思うと、面白いと言うべきか恐ろしいというべきか……今の気分としては4:6で後者が強い感じがしています。

LINE Twitter Facebook 便利すぎる! 200のテクニック (超トリセツ)
4865090789

他のSNSの不調を尻目に、淡々とインフラとしての存在感を増している

5年もすれば一時代を築いたサービスも勢いが衰え、新規参入ユーザーの減少が語られたり、新規ユーザー向けにサービスの転換やキャンペーンが行われたりするものです。 続きを読む


切ると、自滅する:社会ネットワークのひみつ(5)

この文章は、社会的ネットワークと、その中での生き方について、息子(2013年現在、小学校1年生)が小学5、6年生ぐらいになったときに読んでくれる、という想定で書いています。

息子と、これから息子と関係していく方達に、何かの役に立ててもらうことができれば嬉しく思います。


前回「自分には細かく厳しく。周りにはおおらかに優しく」では、つながりを大切にしてやっていくための考え方を書いた。でも実際には、つながりを切りたくなることもある。ケンカをしたときには、勢いでアイツはもう絶交だ! と思うし、どうにもウマが合わない相手だっている。

今回は最終回ということで「切る」ことについて書きたい。

20131108 01

ネットワークのつながり(リンク)は、ときには切る/切れることもある。機械のネットワークで言えば通信なり電源なりを切ること、人のネットワークでいえば「縁を切る」ことが、それに当たる。これからの時代「リンクを切る」ということについては、ものすごくよく考えて、とことん慎重になるべきだ。 続きを読む


自分には細かく厳しく。周りにはおおらかに優しく:社会ネットワークのひみつ(4)

この文章は、社会的ネットワークと、その中での生き方について、息子(2013年現在、小学校1年生)が小学5、6年生ぐらいになったときに読んでくれる、という想定で書いています。

息子と、これから息子と関係していく方達に、何かの役に立ててもらうことができれば嬉しく思います。


前回「自分の「まともさ」を支える「自己肯定感」」では、社会でやっていくために必要になるものについて書いた。今回は、そこを踏まえて、社会でどのようにやっていこうか、という話になる。

20131103 01

変化に対応できる強さの原則

「送信するものに関しては厳密に、受信するものに関しては寛容に」という言葉がある。これは、機械のネットワークにおける通信の大原則だ。つまり、自分自身の言動は厳密に律し、ほかの人の言動は寛容に受け止めましょう、ということ。ジョン・ポステルという科学者が提唱したもので、「ロバストネス(変化に対応できる強さの)原則」とも呼ばれる。 続きを読む


自分の「まともさ」を支える「自己肯定感」:社会ネットワークのひみつ(3)

この文章は、社会的ネットワークと、その中での生き方について、息子(2013年現在、小学校1年生)が小学5、6年生ぐらいになったときに読んでくれる、という想定で書いています。

息子と、これから息子と関係していく方達に、何かの役に立ててもらうことができれば嬉しく思います。


前回「水泳好きも、バカも、肥満も「伝染」する」では、ネットワークの中でお互いが影響しあうという話をした。それを踏まえて、ネットワークの中で暮らす私たちにとって、大事なものがあるよ、というのが今回の話となる。

当たり前のことだけど、機械のネットワークは、ネットワークを構成するすべてが「まともに動く」ことを前提に成り立っている。

20131101 01

例えば、家のルーターが壊れたらインターネットに繋がらなくなってしまうから、修理なり交換なりをしなくてはいけない。ウイルスに感染した端末はまともではないから、ネットワークから遮断しないと、他の端末までウイルスにやられてしまう。ウイルスを駆除し、必要に応じて修理や交換をしないといけない。

人間のネットワークでも、まともじゃない人が周囲にいると、トラブルが起きたり、ものごとが予定どおりに進まなかったりして、おかしくなってしまう。だが、人間のネットワークでは、まともじゃない人がいたとしても、いろいろな事情によって、簡単には排除できない場合が多い。

それに、そもそも「まとも/まともじゃない」とは何なんだ? と考えだすと、なかなか難しい問題になる。 続きを読む


水泳好きも、バカも、肥満も「伝染」する:社会ネットワークのひみつ(2)

この文章は、社会的ネットワークと、その中での生き方について、息子(2013年現在、小学校1年生)が小学5、6年生ぐらいになったときに読んでくれる、という想定で書いています。

息子と、これから息子と関係していく方達に、何かの役に立ててもらうことができれば嬉しく思います。


前回「地球は丸かったし、世界はネットワークだった」では、前回は「社会(人間のネットワーク)はインターネット(機械のネットワーク)と似ている」という話をした。では、そこでどういうことが起きるのか? が今回の話。

ネットワークでは、自分が周囲に、また周囲が自分にと相互に影響し合い、お互いが変化していく。

20131028 01

例えばインターネットでは、どのコンピューターと接続しどんな情報をやりとりするかによって、自分の端末でできることが変わる。ゲームアプリを立ち上げてネット対戦を始めれば対戦を楽しむことができる。もしもウイルスが送られてきてしまったら、端末が壊れるかもしれない。周囲の影響で、楽しいことも悲惨なことも起こる。

人間のネットワークでも同じようなことが起きる。例えば、小学1年生の君はサッカーが好きだ。幼稚園のときからサッカー教室に入っていたし、小学校に上がってからは、少々レベルが高い(と思われる)新しいサッカー教室に入った。

関心がないとリンクせず、影響は薄くなる

幼稚園のときの君は、特に上手な子を「自分とは異次元の存在だ」という感じで見ていたんじゃないかと思う。つまり、あのレベルに自分が行く必要はないという感じで、ある意味で関心が切れてしまっていた。しかし、新しい教室ではみんな上手だから、自分もそのレベルを目指さないと! と気持ちが変わったんじゃないかな。 続きを読む