東京近郊の芝桜を求めて東京ドイツ村(千葉・袖ヶ浦)へ

事の起こりは「芝桜が見たい」だった。調べてみると東京の近くで芝桜が見られるところは意外と少ない。土地も必要だし手入れもかなり手間がかかるそうなので、なかなか難しいんでしょう。

もっとも有名なのは秩父の羊山公園だろうが、この時期の休日朝の西武線下りはダメだ。男親が子連れで出かけるときに変なハラスメントを受けることは少ないが、子供の前でダメな大人を見なければいけないときほど嫌なことはない。

この時期の西武線には何度か乗ったことがあるが、山行きの格好で列に割り込む、ボックスシートを2、3人で占領してシートに脚を投げ出し大声でダベる等々のマナー最悪の中高年グループを毎度目にする。ここで本題と関係のない愚痴を書いてしまうぐらいダメだ。

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他にどこかないか? と探していて見つけたのが、千葉県にある東京ドイツ村。この時点では「木更津あたりにあるらしい」「千葉なのに『東京』で『ドイツ』ということでしばしばネタにされている」という知識しかなかった。

べらぼうに広い。「ドイツ」感はゆるいが、それほど悪くもない

実際にあるのは袖ヶ浦氏、電車で行くとすると最寄りは久留里線の東横田という駅になるんですな。簡単に行きたいなら千葉駅から高速バスがあるようなので、そちらがいいらしい。今回は家族がバスに弱いので単線の久留里線にゆられて行った。東横田駅からはシャトルバスがある(料金は300円)。袖ヶ浦駅からも路線バスがあるので、それも選択肢に入れていいかもしれない。

アクセス | 東京ドイツ村

東京から約3時間(乗り継ぎ待ちに30分ぐらいかかった)で東京ドイツ村着。最初に目を奪われたのは入り口付近の斜面に並ぶメガソーラーパネルだった。私の偏見では「メガソーラー=土地が余ってる&日当たりがいい」なので、こいつはすげえ場所だぞという印象が強まる。

東京ドイツ村に入ってみると、驚くほどに土地がだだっ広い。一泊旅行の予定でキャリーバッグを持ってきたのだが、園内マップに預かり所やコインロッカーの場所が書いてない。まあ自家用車で来る客がメインで、手荷物なんかはあまり想定されてないんでしょうな……。

と少々機嫌が悪くなりつつ、係の人に聞きながらメインの建物まで(シャトルバスの停車場から直線距離で700mほどある。だだっ広い)歩いて聞いてみると、案内所で無料で預かってくれるとのこと。微妙にサービスが抜けていると思える部分はあるが係員の感じはよい。無駄に広くて移動だけで疲れるが、まあ天気のいい日ならばそれも悪くはない。

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この写真の奥に見えるのがソーラーパネル群。オレンジの屋根の建物は入り口ゲートとメインの建物群の中間地点で、ここでは「千葉県ラーメン博」というイベントをやっていた。自分が「東京ドイツ村」であることをどう思って「千葉県ラーメン博」をやっているのか? と突っ込みたくなるが、数秒後にはまあそんなことはどうでもいいではないか、という気になる。

多くの人が車で来て思い思いにテントを張って、広いこの有料公園(?)を楽しんでいるという感じ。千葉県ラーメン博があって悪いわけがない。だって、おいしいんだろうから(私はラーメン食べなかったけど)。

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建物が何となくドイツ風だったり、カラーリングがときどきドイツ国旗風(黒、黄色、オレンジ)だったり、流れているBGMがドイツ語(たぶん)の歌だったりするのがドイツ要素で、ドイツビールの缶も売っている。しかしカフェテリアのメインはカレーライス。屋台で撃ってるのは「(千葉の)あさり焼きそば」やメンチカツ。アクティビティもドイツ色は薄い。

よくわからないが「ドイツ」コンセプトを貫き通すことに拘るのでなく、それはそれ、これはこれでいろいろとやっているのだろう。外野としてはツッコミの1つも入れて嗤ってやりたくなるかもしれないが、実際に行ってみると、それはそれで楽しいたぶんその場にあるリソースの中でベストなのだ。なるほどなあ(よくわかってないが)。

肝心の芝桜は、ゴールデンウィークの頭に行ったのにかなり終わり気味で、少々消化不良感が残った。南房総なので少し早いのだろうか。来年も芝桜に行くことになったら、今度は高崎あたりに行ってみたい。

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原岡海岸(千葉・富浦)で富士山に沈む夕日を撮影