「α7II」ファーストインプレッション。これまでの「写真を撮る」とは別モノだった

「α7II」と「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」を持ってぶらぶらしてみたので、レビューというほどでもなく。EOS 5D Mark II+Planar 1.4/50(MFのレンズ)から乗り換えている。

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このカメラでの撮影は、今まで馴染んできた「写真を撮る」とはかなり異なる行為だ。サブカメラとして現在はRX100(初代)を使い、その前はNEX-5(初代)を使っていたのでソニーのカメラの操作にはある程度慣れていたつもりだったけど、「サブカメラとして」と「メインカメラとして」では心構えも違うかもしれない。

ISO→絞り→シャッター速度(露出補正)→ピント→シャッターを切る、というオーソドックスな撮影ではなく、ISO→絞り→フォーカスモード→ドライブモード→フォーカスの方法→フォーカスポイントと決めてからシャッターボタンを押す感じ。機能を覚え切れていなくて最適化できておらず、コンデジ感覚で適当に撮ると適当さが露骨に写真に出てしまっていけない。

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EOSにもドライブモードやフォーカスモードはあるが、たびたび変更しなくても人間の方の慣れで対応できる面と、MFで撮る分にはフォーカスモードは関係ないという面があった。α7IIの場合、まだ不慣れなのと、適切なモードにしないといろいろとロスが大きくなる感じがある。

Sonnar 55mm F1.8が意外と寄れない

Sonnar 55mm F1.8について「意外と寄れない」というレビューが何件かあって、へーと思っていたのだけど、感覚的にはまさに「意外と寄れない」感じ。子供と歩いていると「写真撮るからちょっと離れて」と言いたくなる距離感であり、テーブルに乗った食べ物にピントを合わせるのが難しい距離となる。

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こちらは、若干体を引いて撮った「チョコをたっぷりかけて食べるバナナの串揚げ」。

Planar 14/50など一般的な50mm F1.4のレンズの最短焦点距離は0.45mで、50mm 1.8レンズとなればもう少し短くなるものだけど、Sonnar 55mm F1.8の最短焦点距離は「0.5m」とある。小数点以下2桁目の数字が0なのかどうかわからないが、この5cmほどの差がけっこう大きい、らしい。

50mmと55mmでは画角も3度ほど違う。それほど気にはならないが、ちょっと寄ってるなーと感じることはある。

バッテリーが確かにあまり持たない

3、4時間ほど断続的に使って322枚+動画2分弱ほど撮ったところで、バッテリーが50%近くまで減った。帰宅してEye-Fi Mobi Proで転送していたら、途中でバッテリーが切れてしまった。写真はすべてもRAWも撮っていて総計9.5GBほど。

これくらい撮るときは、ワイヤレス転送に頼るべきでないと悟った(転送の時間もかかりすぎた)。だとしたら、どういう運用がいいかなあ。ちょっと考える必要がある。

「瞳AF」がけっこういい

「瞳AF」は、ボタンを押すと瞳を自動検知してピントを合わせる機能。フォーカスエリアを瞬時に動かすのが難しいので、子供の撮影はこれで被写体を追えるとけっこう助かった。もちろん向いている方向や顔の角度により使えないこともあるので、過信はできないが。

最初に割り当てられていたコントロールホイールの中央ボタンから動かしたくてシャッターボタン近くの「カスタムボタン2」に割り当ててみたが、瞳AFを押しながらシャッターを切る必要があると知ったので「カスタムボタン3」に割り当て直した。なかなかいい。

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ヤギの瞳に合焦できるのかは試していない。そもそもこれくらい閉じてしまうと、人間でも検出不能だろうが。

小さくて軽いのはいい

やはり、小さくて軽いカメラは簡単に持ち出せていい。EOS 5D Mark IIの重さを忘れたころには、α7IIでも重いとか言い出すかもしれないが…。

片手で適当に撮れるので、大きいカメラでは狙う気にならないちょっとした場面の動きを、コンティニュアスAFによりしっかりと捉えられるのが面白かった。MFレンズではなかなかできない芸当だ。