長野県上田市 鹿教湯(かけゆ)温泉「氷灯篭」。竹細工の灯篭がすばらしかった

長野県上田市にある鹿教湯(かけゆ)温泉に行ってきました。「じゃらんネットで直前に検索したら空きがあったから」というだけの理由で適当に行ったのですが、実によかった。

信州 鹿教湯温泉

そして、事前にもうちょっと調べてから行けばよかった。あやうく、重要なイベントを見逃すところでした。

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温泉地では宿の中でオールインワンでサービスが提供され、せいぜい周りを散歩するぐらいだよねーという雑な認識で行ったのですが、鹿教湯温泉はそういうレベルではありませんでした。

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ここは鹿の姿をした文殊菩薩が信仰心の篤い猟師に温泉のありかを教えたところから、「鹿教湯」と呼ばれるようになったそうです。Wikipediaの情報によると約1200年前には開湯していたということで、以下ののサイトの情報と比べるに、道後温泉には負けるものの最も古いクラスと言っていいのではないかと思います。

日本最古の温泉考

と、いうようなことはまったく知らずに行ってみて、寒いけどちょっと散歩するかーと出かけてみたら、なにこの絵に描いたような「秘境の温泉」風景。

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谷間にいくつも古びた橋がかかり、その奥にはこれまた古びた小さなお堂がいくつも。木の橋だったり石橋だったりと造りが統一されていないところが、また歴史を感じさせます。この写真の風景の手前には共同浴場の「文殊の湯」があり、日帰り温泉も楽しめるそうです。

この場所をうっかり見逃してしまうところでしたが、Ingressを立ち上げてポータルの密集したエリアに行ってみたところ、たどり着くことができました。手前の橋や、奥のお堂がポータルになっていて、観光ガイドツールとしてのIngressのポテンシャルを実感した瞬間です。

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たまりませんね、この石段の感じ。今風に言うと「アガる」というやつか!? と思ったけど石段だけにアガるって無駄に駄洒落になってるわ……。

写真をよく見ると、道や石段の脇に筒状の氷が置かれているのがわかるんですが、近くに竹の彫り物(1枚目の写真のようなもの)をしているおじいさんがいて、夜になるとこれらに灯がともるのだと教えてもらいました。「いい時期に来たね」だそうで……、

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夜に行ってみると、こんな感じです。小さな写真ではとても雰囲気を伝え切れませんが、なんという贅沢な光景か!

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「氷灯篭」ということで、メインは氷の灯篭なのでしょうが、竹筒の灯篭も随所に置かれていました。

雪や氷の灯り的なイベントは雪国の各地で行われていますが、竹を使ったものを見たのは初めてです。竹の中からの光は暖かみがあって柔らかで、全身に突き刺さるような寒さの中にいながら、温度感覚が若干狂うほどでした。

鹿教湯温泉のサイトによれば2月1日まで毎日行われているということなので、機会があったらぜひどうぞ。移動は上田または松本からバスになります。もしくは、無料送迎つきのホテルを使う手も。