拍手のシンクロから小鳥の群れの動き、橋の横揺れ事件まで——スティーヴン・ストロガッツの「同期」に関するTED講演

TEDでの、スティーブン・ストロガッツ氏の講演の映像がありました。タイトルは「The science of sync」。「『同期』することに、私たちは喜びを感じるようです、まずは、ちょっと拍手をシンクロさせてみましょうか——」。

講演は2004年2月に行われたもので、「SYNC」の原書発売から間もないタイミングのようです。日本語字幕もあります。

SYNC: なぜ自然はシンクロしたがるのか (ハヤカワ文庫 NF 403 〈数理を愉しむ〉シリーズ)
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講演の内容は、タイトルどおり同期について。途中で挙げられる東南アジアのホタルの事例は、「SYNC」の冒頭にも登場する自然の同期の事例です。

この講演では、人間の拍手の同期に始まり、鳥や魚、昆虫(ホタル)の同期現象を見て、最後にはロンドンのミレニアム・ブロッジで起きた横揺れ事件もまた同期現象によるものだ、という話で終わります。

「同期とはなんぞ?」というところだけで話が終わっていて、「SYNC」読者にはちょっと物足りない感じもしますが、未読の方には、書籍のプロモーションという狙いもあるんだろうと思えるタイミングだけに「ストロガッツ氏の語る『同期』とは?」がわかりやすく、おすすめしたい映像となっています。

ホタルの光の同期を(残念ながら画質はそれほどよくないですが)映像で見ながら解説が聴けるのも、貴重な機会だと言えるでしょう。

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