(追記:2015.10.22)アップデートした:
Lightroomのカタログ管理とRAW取り込みの設定
これまで、デジカメで撮った写真はWindowsマシンのPicasaで管理していました。基本的にJPEGを見て、JPEGでちょっと厳しいけど使いたいという写真はRAWをPhotoshopのCamera Rawプラグインで現像して調整する、という形で、つまりRAWは保険程度の使い方でした。
これを、JPEGはPicasa、RAWはLightroomで管理する形に切り替えたいと思います。
Lightroomの解説書や解説サイトを見てもファイル管理についてはそれほど書かれておらず、まだどうも手探り感がある状態なのですが、こうやってみました……ということで、ひとつ。
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やりたいこと
特定のフォルダにRAWファイルをコピーしておくと、すぐにLightroomに取り込まれて、眺めたり現像したりできる環境にしたい。
設定
(1)外付けHDDを接続
2TBの外付けHDD(USB 2.0接続)が遊んでいたので、これをRAW管理用に使うことにしました。接続したら「I」ドライブになりました。
(2)Lightroomのカタログを作る
「I:¥lightroom」以下にカタログを新規作成。「I:¥lightroom¥lightroom」以下にカタログのファイルがある形になります。
(3)自動読み込みを設定
自動読み込みの設定で、監視フォルダーとして「I:¥raw」を作成。保存先は「I:¥Lightroom」のサブフォルダー名「raw」を設定。自動読み込みを有効にします。
ファイル管理の方法
- 撮影したファイルを「I:¥raw」に置く
- Lightroomを起動する
- 自動でLightroomのカタログに取り込まれるので少し待つ
- 現像作業を開始する
これだけです。ポイントは、
- 「I:¥raw」にRAWファイルを置いただけでは、何も起こらない。Lightroomを起動しないと取り込みは始まらない
- Lightroomを起動しながら「I:¥raw」の中身を見ているとすごい勢いでファイルが消えていくが、驚いてはいけない
- RAWファイルは「I:¥raw」から「I:¥lightroom¥raw」に移動しているだけなので、将来ほかのソフトを使うことにしたときでも、簡単に切り替えられる(たぶん)
- Lightroomを起動した状態で「I:¥raw」にRAWファイルを置くと片っ端から消える(移動する)が、コピーし忘れたかな? と思った再度置いたりしてはいけない(カタログ内でファイルが重複します)
- サブフォルダーは無視されるので、Lightroomに取り込みたいファイルは必ず「I:¥raw」直下に置く
といったところです。カタログに取り込んだあとの写真は、コレクションで分類するなり、フラグやカラーラベルを付けるなり。
タログに写真を大量に追加していると処理効率が落ちるのでは? といった心配もなきにしもあらずですが、高嶋一成氏著「Photoshop Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書」には、高嶋氏は20万点以上を1つのライブラリにしている(P.24参照)と書かれているので、気にせずガンガン増やしていくことにします。
Photoshop Lightroom 5 プロフェッショナルの教科書 思い通りの写真に仕上げる現像の技術
マシンパワーが足りませんでした
さて、これでRAW現像が快適になっちゃってもう……と言いたいところなんですが、私のPCのパワーが足りず処理が激重になってしまうので、そのうちマシンの新調を考えたいと思います。PCは4、5年前の製品でメモリ2GBしか積んでいないし、ですよねーとしか言いようのない感じではあるのですが。外付けハードディスクもUSB 3.0に切り替えたいなあ。
しかし、重さを耐えれば、LightroomによるRAWファイルの管理&現像は、かかる手数が少なく、作業はわかりやすくなって、非常に気持ちがいいです。PicasaでRAWで見てPhotoshopで開くとか、無駄が多すぎたわ……。
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