ダイソンのハンディ掃除機「DC61」レビュー。音は普通。排気が豪快。不思議な達成感あり

前回、ダイソンのハンディクリーナー「DC61モーターヘッド」を家に持ち帰ったところ、

妻:あのダイソン!
息子:テレビのCMでやってるやつ!

と、家族に大歓迎されました。いつぞやのMacを上回る勢いです。ダイソンのブランド力すごいな……。テレビのCMでやってるのはDC61ではなくて、大型の「DC62モーターヘッド」ですが、まあ似たようなものですね。

▼前回。DC61を受け取るまで。:
「今の住宅は、ダニの種類は少ないが数は多く、短期間で増えやすい」。ダイソンで聞いたハウスダストの話 | Heartlogic

引っ越しも落ち着いたので、ようやくDC61を開封することができました。

同梱されているのは本体とマニュアル類、アダプター、それからノズル4種(ミニモーターヘッド、フトンツール、ブラシ付き隙間ノズル、細い隙間ノズル)です。

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こちらで布団のホコリをどんどん吸い取り、モニターとしてホコリの調査に協力すると共に、家の中のアレルゲンの除去に努めていきます。

DC61の特長は、強力な「集塵機能」と「分離機能」

前回の記事のおさらいになりますが、ダイソンのDC61の効能は、次の点だそうです。

(1)強力な集塵機能で、布団の奥からホコリを吸い出す
(2)優れた分離機能で、掃除機の排気にホコリを残さない

つまり、ほかの掃除機よりもよく吸い込み、しっかり閉じ込めて散らさないということです。排気のきれいさについては、特に強調されていました。いくらアレルゲンとなるホコリを吸い込む力が強くても、それが排気に混ざって出てきてしまうのでは、かえって体に悪いでしょうからね。

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シンプルでわかりやすいマニュアルがすごい

まず感心したのが、マニュアルでした。付属のマニュアルは日本語だけで(よくある複数言語併記式でなく)12ページ。素っ気なくはなく細かすぎもせず、基本的な操作は1つの見開きを見ればOKになっていて、しかもポイントになるところだけ色付きで、非常にわかりやすいです。

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日本製の一般的なハンディ掃除機とは若干ユーザーインターフェースが違うので、ざっと一読してから使うことをおすすめします(私は飛ばし読みしかしておらず、後でわからないところがあって読み直したら、飛ばしたところに書いてありました)。

まずはモニター調査用のホコリを収集するため、指定された方法で寝具のゴミを収集します。いつも使っている敷布団の、90×180cmのエリアを所定の方法で吸って、吸い取れたゴミを提出する、というものです。他の方の中にはギョッとするほどホコリやら謎の白い粉やらが取れたという方もいるようなのですが……、

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わが家の場合、予想したほどのホコリではありませんでした(写真を撮り忘れましたが……謎の白い粉がそれなりに出ました。ほかの人のところでも出る、通称「謎粉」)。布団がテンピュールなので、素材にホコリの元になるものがそもそも少ないのかもしれませんが、よくわかりません。

音はそこそこ。排気に驚き

最初の吸引後、あちこちの掃除にも使ってみたところで、使用感をレポートします。

動作音は特別大きくはない印象

ダイソンの掃除機は動作音が大きく、集合住宅で使うと近所迷惑になる、という話を聞いたことがありましたが、DC61の動作音は特別大きい印象ではありません。数値として測ることはできていませんが、体感としては。

ハンディタイプなので耳の近くで使うためそれなりの音量に感じますが、他の人が使っている音を聞く分には、それまで使っていた他社製品との顕著な差は感じません。手で持って使うため床に響くことがないので、集合住宅での近所迷惑度はかなり低いと思います

排気はけっこう激しい。ただし、確かにクリーンな感じ

一方で、最初に驚いたのが排気の大きさでした。本体の真後ろに排出しているのですが、うっかりしていると顔に風がブワッとかかったり、周囲の物が飛んだりします。普通の掃除機で排気の強さを意識したことはありませんでしたが、こんなに強いものか? という驚きがありました(これは排気MAX時の感想。パワーは通常/MAXの2段階に切り替えられます。通常でもけっこう強いとは思いますが)。

一度そういうものだと理解して、むやみに排気がかからないようにして使えば、特に問題はありません。それに、排気は微細なホコリまで分離されているということで、確かに変な匂いもありません。吸い込んでも問題はないのでしょう。

クリアビンにホコリが溜まるのには不思議な達成感がある

吸い込んだゴミが透明な場所(クリアビン)に入るのは、不思議な達成感があります。これまで「掃除ができたかどうか」は周囲にホコリが残っているかどうかだけで判断していましたが、加えてクリアビンに溜まったホコリにより「これだけきれいにできた」と認識できるのは、掃除の達成感・満足感を倍ぐらいにしてくれます。

駆動時間にちょっと注意が必要かも

DC61は充電式で、カタログスペックでは、3時間半の充電で20分の駆動(使用方法により異なる)が可能です。日常での利用には問題ありませんが、引っ越し直後で掃除機をフルに使いたいときには、ちょっと心配に感じました。とはいえ実際にバッテリーが切れて困ったことは今のところなく、よほど大規模な掃除をするときでなければ、問題はないと思います。

DC61だけでも、雑巾がけ感覚で家中の掃除ができる

まとめると、「音がうるさいのでは?」という理由で購入をためらう必要はないと思います。そして、いつもの掃除に何か別の新しい達成感、喜びと言ってもいいかもしれないものを、クリアビンが加えてくれます。

一方で、ダイソンのお値段を考えると、もう一声何かが欲しいところかもしれません。わが家ではここ5日ほど、家中の掃除をこのハンディ掃除機1台でまかなっていますが、比較的低価格でコンパクトなハンディ掃除機1台だけで家中の掃除をまかなえるとしたら、なかなかに魅力的なのではないでしょうか。

そう考えると、気になるのはヘッドが狭いところ(上の写真のフトンツールで約20cm、床掃除に使う機会が多くなるミニモーターヘッドは約14cmで、普通の掃除機のヘッドの半分くらい?)でしょうか。掃除の効率が悪くなるのでは? と思われるかもしれません。

この点について、妻いわく「立って使う掃除機のヘッドが狭いと違和感があると思うけど、DC61の場合はしゃがんで細かくポイントを狙いながら使うので、特に違和感はない」とのことです。

私が使った感じだと、掃除機というよりも「雑巾がけ」のような感覚で使うことになり、確かに違和感はありませんでした。立って大型の掃除機をガーッとかけるときよりも時間はかかっていると思いますが、そのぶん細かく掃除ができると思います。2DKぐらいの広さならば、十分なのではないでしょうか。

DYSON DC61motorhead DC61MH
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