Twitterって何なんでしょうね?

Twitterは、2014年にサービス開始から8年、2009年にブレイクしたと考えると、それから5年となります。Twitterとは何なのか? 前代未聞の何かになっていくのではないかと思うと、面白いと言うべきか恐ろしいというべきか……今の気分としては4:6で後者が強い感じがしています。

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他のSNSの不調を尻目に、淡々とインフラとしての存在感を増している

5年もすれば一時代を築いたサービスも勢いが衰え、新規参入ユーザーの減少が語られたり、新規ユーザー向けにサービスの転換やキャンペーンが行われたりするものです。

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例えば、2004年にスタートしたmixiが招待制を廃止したり、年齢制限を緩和したりしたのは2008年(同時期にスタートしたGREEは、早期にモバイル+ゲームに方向転換してブレイク……という流れのはず)。

SNS「mixi」を運営するミクシィは2008年11月27日、同サイトの利用制限を緩和し、09年春から既存ユーザーからの招待状が無くても登録できる「登録制」を導入すると発表した。
mixi「招待制」を廃止 「閉じた空間」SNSが様変わり : J-CASTニュース

ここ最近では、Facebookでも新規参入の減少が語られらりもしています。

10代の若者のフェイスブック離れは最近の調査でも指摘され、フェイスブック自らも認める現象になった。
CNN.co.jp : フェイスブックは古き良き過去? 10代離れの実態 – (1/3)

猛きコミュニティもついには滅びぬ。コミュニティではなく1つのSNSという規模で見ても、コアユーザー層の高齢化や制度疲労的なものはあるのだなあと思っていたのですが、Twitterでは、そうした傾向はあまり見られません。

「Twitter疲れ」は以前から語られていますが、「疲れ」はガッツリ利用しているからこそ起こるもので、愚痴のネタにはなっても新規参入者を遠ざける直接の原因にはなりにくいと思います。

一方で、テレビやラジオの番組と連動したり、自治体が使ったりと、インフラとしての存在感は増す一方で、FAX、メールに次ぐ情報インフラとなりつつあります。

他に類を見ない疎で広い繋がりと、コミュニケーションの偶発性

Twitterは、FacebookなどのSNSとも、LINEなどのメッセンジャーともちょっと違う、独特のポジションにいます。

シンプルなままの機能は「サービス」よりは「インフラ」という感じで、それだけに大きな儲けにはなってなさそうな一方、飽きる要素は少ない。そして、広い範囲に薄くコミュニケーションが取れる特性は、マス指向のメディアと相性がいいです。

サービスとしてそれほど強くコミットメントを要求することはく、一方で「とりあえずつぶやいておくと、何かしら反応がある(かもしれない)」という偶然の何かに期待させるシステムは、暇人や寂しい人にとって手放しがたい特徴となっているように感じられます。

「バカ発見機」の実体は何なのか?

「Twitterはバカ発見器」とよく言われますが、それはつまりどういうことなんでしょうか? バカがTwitterに集まるというよりは、人のバカな面が現れやすいと解釈した方がいいでしょう。

そしてまた「バカを見つけて晒す」という行為に何らかの意味でのインセンティブがあり、それをやりやすいシステムになっている、という点も無視できません。「バカ」発見器というよりはバカ「発見」器であり、雑な言い方をすると、どこにでもいるバカがTwitterだと目立つ、という感じですよね。

これは、先述したコミュニケーションの偶発性により人のバカな面が出やすく、もう一方では充実した検索機能により「発見」が用意である、ということなんでしょう。

こうした特徴を持つものが何となく情報インフラとして定着するとどういう世の中になっていくのか? あまりポジティブな方向ではなく気になります。