東京五輪2020予定地を歩く:(番外編)豊洲の地下にある巨大変電所「新豊洲変電所」と名前が隠されたビル

(2回目にして番外編か…!)豊洲駅からゆりかもめで1駅、新豊洲駅と直結したところに、周りに何もない中で猛烈に目立つ、立派な円筒形のビルがあります。

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東京オリンピック招致プランに描かれた競技場の建物の絵に円筒形のものが多いので、最初、競技場の1つがすでに完成しているのかと勘違いしていましました。が、この場所は特に競技場の予定地にはなっていません。

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そして、このビルの場所をGoogleマップで見ると「新豊洲変電所」と書かれています。えっ、ビルが変電所!?

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本当はビル自体が変電所というわけではなく、地下に「新豊洲変電所」があるのだそうです。2000年11月に完成していて、地下では世界初となる50万ボルトの変電所ということで、プレスリリースもされています。

50万ボルトの「新豊洲変電所」および「新豊洲線」の完成について|TEPCOニュース|東京電力

こちらにレポート記事がありました。

臨海副都心の地下式変電所 世界初の50万V地下式変電所 および地中送電線(PDF)

もともとは「新東京発電所」という火力発電所があった土地で、施設の老朽化と、臨海副都心の再開発の動きにともなって大型の変電所が建設されたとあります。2020年の東京オリンピックの際にも、重要な電力供給のための拠点となるのでしょう。

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興味を惹かれたのは、このビルの目立ちぶりに反して、周辺から感じられる、人を避けるようなたたずまいです。駅直結の通路まであるわりには地上に出入り口らしきものはなく、ビルの名前はただ「豊洲ビル」と……(写真がブレてますが)。

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調べてみると、変電所の上にあるビルは「テプコ新豊洲ビル」が本来の名前で、またの名を「ビッグドラム」。中にはデータセンターなどが入っているそうです。

ビルの名前が「豊洲ビル」になっていたのは(写真でよく見ると、一部が隠されているのが分かります)、原発事故後の諸々を警戒してものかと推測するコメントもありました。

いずれにしても、変電所やデータセンターの出入りが自由である必要はまったくありませんから、そういう感じなのでしょう。

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