子供×GoProで垣間見た、ウェアラブルカメラのおもしろさ

ウェアラブルカメラ「GoPro」を、息子の頭に付けて一緒に散歩してみると、意外な発見がありました。一緒に行動していた他者の視界って、ものすごく情報量があって、おもしろいですね。

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(GoProで撮影後、多少加工しています)

身近な他者の視界/視線から見えるもの

子供らしく常にキョロキョロしているんですが、思いのほか親の姿をよく見ていました。初めて歩く道でも、景色ではなく主に両親の姿を見て歩いている感じ。

近くを動くものが通るとそちらに目を奪われたりもしますが、私が風景写真を撮っていてあんまり息子を見ていないときも、私の方を見て、時折ちょっかいを出してきたりします。うん、なるほど。邪魔者扱いして悪かった。

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もちろん、背が小さくて親の近くを歩いているから、視界にはおのずと親の姿が入ることが多くなるのでしょう。それにしても、視界の中に占める自分たちの比率が大きく、また、視線が追っている時間も長いことには、ちょっと予想していなかった驚きがありました。

被写体の意識が違う

そして、GoProに映った自分の(私の)様子もおもしろい。普通のカメラで普通に撮られたときとは様子が違っていて、自分で言うのも間抜けですが、自分はこんな表情をするのかと思うような、優しげな表情をしていることもあります。

GoProを頭に付けるヘッドマウントストラップはこういう(↓)、けっこうゴツいやつなんですが(そのため、よほど興が乗らないと頭に付けてくれませんし、子供にはちょっと重いので5分ぐらいで嫌になります)、それでも普通のカメラを向けられているのとは感じが違って、「撮られている」という意識がないことで、ぜんぜん違う感じになるものなんですね。

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私は目の前でカメラを構えられてしまうと緊張してしまうらしく「表情が硬い」とよく言われるんですが、いわゆる「自然な表情」というのは、こういう感じを指しているんでしょうか。意外と近くに知らない世界を見つけてしまった感じで、「へぇー」と思いました。

普通の、従来の、いわゆる「撮る」カメラでなく、いつのまにか「撮れてる」カメラというのは、被写体の意識もまったく別物になるんですね。そういうものらしいというエピソードを見たことはありましたが、自分でもそのような体験をしたのは、興味深いものでした。

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