身近な職業(5) 保健室の先生(養護教諭)のブログ
皆さんが毎日接している、身近な大人たちの職業について見てみましょう。今回は、学校で体調が悪くなった時などにお世話になる「保健室の先生」です。
保健室の先生ってどんな仕事?
保健室の先生は「養護教諭」と言います。普通の学校の先生(小学校教諭や中学校教諭)とは別の資格で、仕事の範囲も違います。また、養護学校の先生「養護学校教諭」と間違われることがあるようですが、まったく違う職業です。
養護教諭は、学校で児童・生徒の養護を担当します。「養護」というのは難しい言葉ですが、健康を守り、成長を助けることを言います。普通の先生が主に教えること(教育)を担当するのに対して、体調の管理や心のケアなどをするのが保健室の先生、というわけですね。
保健室の先生は、通常はいつも保健室にいて、病気やケガなどでやってきた子の世話をします。時には心の悩みを聞いたり、相談にのってあげたり、ということもあります。また、保健の授業などで先生と一緒に講義をすることもあるようですが、これは例外的なことであるようです。
養護教諭の免許を取るには、学校の先生と同じように大学や短大、専門学校に肺って単位を取得します。また、看護師や保健師の資格を取得してから養護教諭の免許を得る道もあります。
免許を取得したら、学校の先生と同じように地域や私立学校の採用試験を受けます。養護教諭の資格があれば、幼稚園、小学校、中学、高校と、どの学校にも勤められるようです。
保健室の先生のブログ
似た職業である学校の先生や看護師さんのブログには、仕事の大変さがにじんでいて、読むだけで疲れてしまうようなものもありました。それに対して、保健室の先生のブログは比較的おだやかで、ほんわかとしたものが多いです。
保健室の先生になる方にそういう性格の方が多いのか、保健室の先生がわりと余裕のある仕事なのかは定かではありませんが、お世話になる児童・生徒にとっては良いことだと思います。
20年以上のキャリアを持ち2人のお子さんがいるという、ベテランの先生です。公立高校におつとめだそうです。「友達の作り方」や「先生の批判(その2)」、先生のこと、好き?嫌い?に書かれている生徒のことなど、「あー、いるいる」または「あー、オレオレ」と思う人もいるかもしれません。
個人的に面白いな(興味を惹かれた、という意味で)と思ったのは、それぞれの問題について先生が「こういう生徒にはこう」と簡単に解決法を書かれず、ちょっと悩んでいるような形で問題を保留してらっしゃるところ。テレビなんかでは「こういう生徒にはこうだ!」と簡単に答えを出す人がもてはやされる傾向がありますが、似たように見える現象でもその奥にあるものはそれぞれ違っていて、簡単に答えを出すということは、あんまり考えてないってことでもあるんですよね。その点、とても慎重でそれだけ信頼できる先生なんじゃないかなと思いました。保健室の先生がどんなことを考えて生徒に接しているのかを知るのに、とても参考になるブログだと思います。
保健室の公式ブログを持っている学校がけっこうあります。こちらは、熊本県の小学校の保健室ブログ。保健室の先生が更新してらっしゃるようです。学校の「公式ブログ」というとガチガチの堅い感じになってしまうことが多いのですが、こちらのブログはやわらかくて、あたたかみが感じられてホッとします。
紹介されている子どもたちの会話が熊本弁のままなのも良い感じです。「毛布にくるまって・・・」は、細やかな気配りが伝わる記事。「顔つきが!?」は思わずニッコリしてしまう日常の一コマです。
もっと詳しく知るには
・養護教諭ガイド
・養護教諭って
(この記事は2008年2月に書いたものです)
- 2009.03.16
- [「社会見学ブログ」アーカイブズ]







