小学生男子のなりたい職業3位は「学者・博士」:学者や先生のブログ
第一生命が小学6年生までの子どもを対象に行ったアンケートの、男子が将来なりたいもの第3位は「学者・博士」だそうです。典型的なイメージとしては、白衣を着て研究に打ち込む科学者、といった感じでしょうか。もしくは、テレビなどで難しい科学について分かりやすく紹介する人たちのようなイメージかもしれません。
学者・博士ってどんな仕事?
「学者」は、何らかの専門分野について研究をしたり、人に教えたりする人のことを言います。一方で「博士(はかせ)」という職業はありません。職業というよりもキャラクターのイメージを指す言葉となっているように思います。「博士」について、ちょっと詳しく説明しましょう。
「博士(はくし)」は、大学やさらに上の教育機関で勉強することによって得られる、「学位」という称号の一種です。
一般的には、大学でまず4年間勉強すると「学士」という学位が手に入ります。そこからさらに大学院に進学し、2年の修士課程を終えると「修士」、その後さらに3年間の博士課程を終えることで「博士(はくし)」となります(この課程や年数には例外もあります)。分野ごとに「医学博士」、「工学博士」といったものがあり、これを持つ人は、その分野の深い知識や研究能力を持つ人ということになります。
大学の先生や、「○○学の専門家」としてたびたびテレビに出るような人たちは「学者」、そして、企業の研究室などで新製品を発明・開発するような人は「研究者」、「科学者(そして映画やマンガでの典型的なキャラクターとしての『博士:はかせ』)」と呼ばれることが多いようです。
学者・博士のブログ
学者・博士のような人は新しい技術にも敏感なためか、たくさんの人たちがブログを持っています。専門的なとても難しい話の多いブログがある一方で、やわらない内容のブログもあり、先生たちのキャラクターが現れているように感じられます。
有名な学者の先生から紹介しましょう。「脳トレ」ブームで有名な脳科学者・茂木健一郎さんのブログ。専門的な話よりも日記的な内容が中心で、さらっと簡単な文章で、読みやすいです。その中に「アハ体験」的な一言があったり......なかったり。
こちらも超有名人。考古学者の吉村作治さんです。ブログのデザインも、専門分野に合わせてエジプト風です。話題はエジプトを中心に、世界遺産など考古学に関することや教育に関することが多いです。こちらのブログも平易で読みやすい内容になっています。
◆NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 : 「大人の学び」を科学する
東京大学で教育学してらっしゃる、中原淳さんです。「教育学」というのは大まかに言って「どう教えるか?」という学問なわけですが、学生の皆さんが毎日受けている授業は必ずしもカンペキな方法じゃなくて、もっといい方法があるんじゃないか? と今も研究している人がいる、というのは面白いことだと思いませんか(中原さんが今まさにそういう研究をされている、というわけではないのですが)。
ちょっと文章が長めですが、親しみやすくて、とても面白いブログです。教育学者として、そして、子どもを持つお父さんとしての視点から書かれた「子ども、教材、そして親」のような話を小中学生の頃に読むことができたら、ものすごいショックを受けて自主的に勉強するようになったんじゃないかな、と思います(笑)。ぜひぜひ、読んでみてください。
もっと詳しく知るには
・博士 - Wikipedia
・東京大学 [東京大学入学案内]大学院入学
(この記事は2008年1月に書いたものです)
- 2009.03.16
- [「社会見学ブログ」アーカイブズ]







