多層化する「ソーシャルメディア」のイメージ  

こちらは昨年話題になった記事ですが、60過ぎのペーパークラフトが趣味のお父さんにフィギュア専門SNSをすすめてみたという話。実に面白いです。

父はソーシャルメディアという言葉も知らずブログやSNSといったサービスについても「?」な状態です。ここからいきなりFacebookやTwitterをやらせるのは酷というもの。そこでまず父のプロフィールを洗い出し、「特化型SNS」をやらせてみようと思いました。以下は父のスペックです。 【特集コラム】親父にフィギュアSNS「fg」をやらせてみた « VSmedia

ここのところ、ちょっと考えていたことがあります。FacebookとかTwitterとか、メジャーどころしか見てないんじゃないか最近? ということです。

ソーシャルメディアにおいて、スケールフリー・ネットワークとしての成長が極まってきた結果情報が一極集中化してメインストリームの情報しか見えなくなっているのか、単に自分が大きいところしか見ていないのかいまひとつ判断がつきかねるのですが、どうも、ネット関係のニュース量がそもそも多くなり、ネットのニッチ情報について追いかけるメディアとかネットワークとかをすっかり見失っているような……。

とか考えていて、多層化する「ソーシャルメディア」のイメージが見えてきました。

Facebook=リアルの写し

mixi→Twitter→Facebookというメインストリームの変化(があると仮定)の中で、TwitterからFacebookに至る過程には、決定的なソーシャルグラフの質の違い、ソーシャルメディアに求めるものの違いがあるのではないかと想像しています。

それまでは「ネットで未知なる人との出会い」みたいな期待があったけど、Facebookに至る人はもう「ネットで知らん奴と付き合うのも面倒くさいし揉めれば面倒だし、結局ネットでも顔見知りとつるんでるのが一番ラク」みたいな。

言ってみれば「リアルの写し」としてのソーシャルメディアがFacebookで、それはそれで、別のレイヤーとしてフロンティアとしてのインターネット/ソーシャルメディア/コミュニティサービス(?)はまた生まれてくるはずで、今まで、

リアル
ネット/ソーシャルメディア

だったのが、

リアル
リアルの写し/リアル人間界ベースのインフラとしてのとしてのネット/ソーシャルメディア
リアルとは関係ないネット/ソーシャルメディア/コミュニティ

みたいになっていくのかなあ、と思いました。「ネットが好き」が指す意味がいろいろになって、別の言葉を考える必要があるのかもしれません。

年末に、「リアルがしんどい人はネットをどう使えばいいのか?」というようなことを書いていましたが(参照:年明け前に予想。2012年はこのへんの5ネタが来る!)このように多層的なものと捉え直せば、だいぶ違ったイメージが見えてきそうです。

そんな感じで、ニッチ情報を探るアンテナを整備する必要性を感じています。

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