iBooks Authorで電子書籍を作ってみて、この4年のネットの変化に驚く
「iBooks Author」で電子書籍を作ってみました。

こちらの記事を、iBooks Authorで再構成したものです。ちょうど4年前に書いた記事でした。
4000字ほどの短編読み物といった趣です。これをiBookstoreで無料配布してみようと思ったのですが、どうも配布時の設定で言語として「日本語」が選択できないようです。むりやり他言語の設定で配布しても無用の混乱を招きそうなので、諦めました。
電子書籍のファイルは、以下からダウンロードできます。
iBooks版のファイルは、iPadのSafariでアクセスすると自動的にiBooksに登録されるらしいです。
iBooks Authorを使ってみた感想。確かに使いやすく、簡単な操作で、それなりにいい感じのものが作れます。ですが、単なるPDF作成ツールとして見た場合(そこは本質ではないですが)には、特に優れているようにも感じませんでした。iBookstoreで売るのも実質的には無理っぽいので、新展開が見えてくるまでは、しばらく置いておこうかなと思います。
「ネットで出会う」ことの意味合いってずいぶん変わったなあ…
それはさておき、感慨深かったのは、4年でネットの雰囲気はずいぶん変わったのだなあ、ということでした。
2007〜2008年当時は、SNSの出会いサイト的な利用によるトラブルや、個人情報漏洩事件が相次いでいました。2007年11月にはモバゲータウン(当時)で出会った男女の間で殺人事件が発生。2008年6月には出会い系サイト規制法(インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律)が改正され、2009年2月から施行されています。ネットで出会って結婚に至るということは珍しというほどではないとしても、ネットをよく知らない人からは驚かれる、といった感じでした。
しかし今や、そういう空気はほとんど感じられません。TwitterやFacebookは有名人や企業、自治体も利用する情報インフラとして、テレビでも普通に名前が出るものになりました。特にFacebookでは本名&顔出し、所属組織などの公開を基本としていて、ネットとリアルの境目は、本当に見えなくなりました。
その一方で、最近はネットから「観客席」が減っているような感じがあります。「一方的に見ている」という使い方で楽しめる要素は減ってきて、とりあえずグラウンドまで降りていってゲームに参加しないといけなくなっているような。
書き手は「読者」の存在を認知しないとモチベーションが下がってしまい、読み手としては存在を知らせるために「フォロー」したり、「いいね!」の一つもクリックしたりしないといけないような感じになっているとも言えるかもしれません。ちょっとしたアプローチが簡単になっていいねと言うべきか、めんどくさいと言うべきか……。
iBooks Author 
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料
- 2012.01.25
- [ガジェットの話 | コミュニケーションの話(ソーシャルメディア、社会の話)]
- « 前の記事
「週刊 マンガ世界の偉人:エジソン」を5歳児に読ませてみた - トップ
ページ - 次の記事 »
「声の文化と文字の文化」で、話し言葉と書き言葉の違いを探るぞ! - この記事“iBooks Authorで電子書籍を作ってみて、この4年のネットの変化に驚く”の最上部へ


