「ピント合わせ」の概念を変える新しいカメラ「Lytro camera」米国で発売決定。サンプル写真もあり  

以前にも取り上げた、撮影後にピント位置を変更できるというlight field camera(参照:「ピント合わせ」の概念が消えるかもしれない、新しすぎるカメラ「light field camera」が年内発売との話)の製品「Lytro camera」が、ついに発表されたそうです...

以前にも取り上げた、撮影後にピント位置を変更できるというlight field camera(参照:「ピント合わせ」の概念が消えるかもしれない、新しすぎるカメラ「light field camera」が年内発売との話)の製品「Lytro camera」が、ついに発表されたそうです。

買えるのは残念ながらアメリカ国内のみ。発売は2012年初頭から、価格は399ドルからと、超画期的未来感満載ガジェットのわりには、かなり安めな印象です。

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Lytro camera

製品として発表された Lytro カメラの仕様は 8倍光学ズーム、f/2 レンズ、8GBまたは16GBの内蔵ストレージなど。解像度は「11メガレイ」(ピクセルではなく光線の " rays ")。8GBで350枚、16GBで750枚の Light Field 写真を保存できます。本体は約4cm角で長さ11cmほどの角柱型。レンズと反対側には1.46インチのガラスタッチスクリーンモニタがあります。重さは214g。撮影モードダイヤルや設定ボタンの類はなく、ボタンは電源とシャッターのみ。
撮影後にフォーカスできる Lytro カメラ 発表、f/2 レンズ搭載で399ドルから -- Engadget Japanese

使って何をするといいのかよく分かりませんが、これは使ってみたいなあ……。

Lytro社のサイトに「Science Inside | Lytro」という技術解説ページもあります。

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残念ながらさっぱり分かりませんが、2次元で光を捉える「写真」ではなく、センサーに光の方向まで含めた3D空間としての光を記録し、それを再生することで好きな位置にフォーカスの合った写真が取り出せるという感じのようです。

自動車が「馬を必要としない馬車」として登場したときのような意味合いで、カメラを越える何かだと言えそうですね。自動車のように受け入れられるかというと、よくわかりませんが。iOS向け再生アプリが出たりしたら面白いかもしれません。

Lytroのギャラリーに、大量のサンプル写真(彼らは「Living Picture」と呼んでいるようです)があります。下はその1枚。画像中のクリックした位置にピントが合います。