ただの後追い製品ではない。コクヨのEvernote/Dropbox連携メモ帳「CamiApp」レビュー
前回購入した(参照:第2のEvernote連携メモ帳「CamiApp」がLOFT 有楽町で先行販売中)、コクヨの「CamiApp」を使ってみました。
メ-CA90S ツインリングメモ CamiApp A7 方眼罫 50枚
上の製品写真がおそらく間違っていて、型番はA7サイズのリングが上にあるツインリングメモ(下の写真のもの)です
メモが書きやすい「普通のノートっぽさ」がいい
まず、CamiAppにメモを書きます。シャーペンを使ったので色は薄め。左上の、CamiAppの売りのひとつである「アクションマーカー」を塗りつぶして「1」のパターンにしています。
ここで気付いたのは、四隅にけっこう大きな記号がある「SHOT NOTE」に対して、記号のないCamiAppはあくまで普通のメモ帳の感覚で使え、書きやすいということです。値段が安いこともあり、かなり気軽に使える感じがします。

販売員の方に聞いた話では、CamiAppはノートの表紙の黒いところを見て、枠を判別しているそうです。また、アプリでは撮影前にノートの種類を選択してやる必要があります。なので、おそらくSHOT NOTEのように枠だけ流用するみたいなことは不可能だと思われます。うーん、よく考えられている……。
アプリでの撮影はちょっと慎重に。アップロードまでの流れは簡単
iPhoneでCamiAppのアプリ
を起動して最初の説明を見たら、メインメニューで歯車のアイコンをタップして初期設定を行います。まずはアカウントの設定をして……、

[アクションマーカー設定]をタップすると、各マーカーに対応するタグを設定できます。タグはEvernoteから一覧を読み込んできて選択することも、新しく作成することも可能です。なお、1つのマーカーに複数のタグを対応させることも可能なようです。

メインメニューに戻ってカメラのアイコンをタップすると撮影開始。[ノート選択]で撮影するノートを選んでおかないと、正しく判別できません。また、紙がずれて表紙の黒い部分が隠れていたり、撮影する場所が暗かったりすると判別に失敗する場合があるようです。

ノートの選択画面はこんな感じ。

撮影すると自動的に台形補正や色補正(色補正では、紙全体への光の当たり方が不均一なのが反映されてしまっていました。シャーペンの薄い線だったので、明るさのバランスが取りづらかったのだと思われます)が行われ、このような状態で取り込まれます。シャーペンで塗ったアクションマーカーは薄いかな? と思いましたが、きちんと「1」だと判別され、対応する「アイデアメモ」タグが付きました。
この後タイトルやコメントの入力、タグの編集などをした上で、右上のアイコンをタップして、EvernoteやDropboxにアップロードすることができます。Evernoteでは「CamiApp」ノートブックが作成されてその中に、Dropboxでは直下に「CamiApp」フォルダーが新規作成されて、その中にJPEG形式で保存されます。

撮影したデータの編集機能はけっこう充実。そして軽い
上の画面で画像のサムネイルをタップすると、画像が大きく表示されます。ここで[編集]をタップすると、編集画面になります。

まず、明るさとコントラストの調整。

フリーハンド描画。

図形描画もできます。色の中に白があるのは、見せたくない部分をマスクする用だと思われます。

消しゴム。撮影した画像を消すことはできず、フリーハンドの線や図形を消します。
[×]をタップすると、すべての描画したものをまとめて消せるようです。[×]の右にあるいかにもアンドゥ(取り消し)っぽいアイコンをタップすると、直前の操作をアンドゥします。ただし、連続でタップして次々にアンドゥしていくことはできず、直前の操作ひとつだけです。

さらに文字入力なんかもできるといいかもしれませんが、それはちょっと趣旨を見失ってしまうかもしれません。全体的にiPhone 3GSでも動作が軽いのが気持ちいいです。
とても多機能だし、使いやすい!
さすがは後発の製品だ、と言うべきか、SHOT NOTEよりも多機能で使いやすく、しかも安くて、実ににいいです。息子と交換日記的なことをしているのですが、今のノートが終わったらCamiAppのB5ノートを使ってみようかなと思いました。
コクヨS&T ノートブック<CamiApp> ノ-CA90B B5B罫40枚 1冊
あえて難点を挙げるとすると、複数のノートを同時に使っているときには、撮影するノートを選ぶ一手間がちょっと面倒になるかもしれません。
ちなみにJotNot Scannerで撮ってみると…
CamiAppの台形&色調補正の実力はどんなものかしらと思って、スキャナーアプリの定番である「JotNot Scanner
」で同じノートを撮影してみました。
領域の自動選択があまり正確にはできなかったので、手で修正してから処理します。

補正したところ。この補正は「白黒の書類」設定なので、可読性超重視でコントラストが極限まで強調されています。CamiAppのデフォルトではここまで強調しません。JotNotの補正の設定を「写真」にすると、今度はCamiAppよりも弱い色調補正になります。
好みの問題もあるかもしれませんが、補正しすぎないCamiAppの方が、撮影時にできるだけノート全体に均一に光が当たるよう気をつければ、いい感じに撮れるかなと思います。

- 2011.09.07
- [頭の使い方の話]
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