NEX-5の新ファームウェア(Ver.03)で可能になったカスタマイズを試す
ひと月前から予告されていた「NEX-5」の新ファームウェアが、14日にようやく公開になりました。大幅な操作性の向上を期待して、さっそくアップデートしてみました。

【アップグレード内容】
1. ソフトキーのカスタマイズ機能
2. [メニュー呼び出し先] 設定の追加
3. MFアシストの操作性改善
4. メニュー選択の操作性向上
5. 動画の絞り値保持機能追加
6. Aマウントレンズ装着時のオートフォーカス機能の対応
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6番は私には関係ありませんが、それ以外も嬉しいアップデートが揃っています。やたら項目の多いメニューの操作を効率化できる2、4も助かるところです。そんな中でも、最大の目玉は1番でしょう。
「Bボタン」「Cボタン」に好きな機能を割り当てるカスタマイズが可能になります。特にCボタンについては、Cボタンを押してから左右ボタン(ダイヤルの左右部分)を押すことによって、3つの機能を選択可能にできます。

ただ、どんな機能でもいいわけではなく、あらかじめ選択肢は決まっています。Bボタンには以下のいずれか1つ、
- 撮影モード
- 撮影アドバイス
- プレシジョンデジタルズーム
- ISO感度
- ホワイトバランス
- 測光モード
- 調光補正
- DRO/オートHDR
- MFアシスト
Cボタンには、以下の中から3つを割り当てられます。
- オートフォーカスエリア
- ISO感度
- ホワイトバランス
- 測光モード
- 調光補正
- DRO/オートHDR
- クリエイティブスタイル
- 未設定
従来のメニューよりも簡単に呼び出せるようになるとはいえ、ボタン押して機能を呼び出す→選択→確定という手数は必要なので、何でもかんでもカスタマイズしていると、いざという時に混乱します。やはりNEX-5は基本オートで使うカメラ、ちょっとカスタマイズの幅が広がって嬉しいな、ぐらいの感覚がいいと思います。
とりあえず30分ほど試行錯誤した結果、こうした設定で落ち着きました。
オートフォーカスエリア切り替えの使用頻度が高いのでCボタンに割り当て、たまーに使うかもしれないISO感度の切り替えと、メニューが深すぎて使うタイミングが掴めなかったDRO/オートHDRを切り替えられるようにしてみました。Bボタンは、Cボタンの代わりに撮影モードの切り替えです。
私の基本的な撮影スタイルは、次のような感じです。
撮影モードは「絞り優先(A)」で、オートフォーカスエリアを「フレキシブルスポット」に設定。露出補正を場所と被写体に応じて0〜+0.7あたりで設定し、他は(たしか)全部オートです。
フレキシブルスポットではBボタンでスポットの選択モードに入るので、通常のスナップ撮影は、この状態でスポットを動かしながら行います。確定ボタンを押さなくても選択中のスポットでフォーカスは合うので、わりとすばやくスポットを切り替え、狙ったどおりの構図を作るのと同時にピントを合わせることが可能です。
動いている子どもを撮るときなどは、てれてれスポットを動かしていては間に合わないので、オートフォーカスエリアを「マルチ」にしてカメラに任せます。顔認識機能もあり、人物のフォーカスはNEX-5自身がかなり賢くやってくれます。
そして、花や小物などをマクロ的に撮るときには、MFアシストを使います。まず、フレキシブルスポット(スポットを確定)で、シャッターボタンを半押しにしてフォーカスを合わせて……、

シャッターボタン半押しのままピントリングを回すと、スポット周辺が7倍に確定されます。新ファームでは拡大時間を「無制限」に設定可能になり、花の何シベのどのへんにピントを合わせるかとか、じっくりとしつこくピント合わせにこだわれるようになりました。

この機能があると、かなり視力が落ちていても、オートフォーカスの効かないオールドレンズを付けて(マウントアダプタ経由の純正以外のレンズでも使えるらしい)びったりとピントが合わせられるようになるという、レンズマニアには涙が止まらない機能です。
しかし、なんでこの機能がありながら、本体に手ぶれ補正を付けなかったのでしょうか。本体に手ぶれ補正があったらマウントアダプター買いまくりだったかもしれないのに。「最小」にこだわったからだろうなとは思うのですが……。
- 2010.10.16
- [デジカメの話と写真]
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