「Google Buzz(バズ)」始まるが、画面の殺風景さが気になる  

Googleが珍しく大々的に発表した「Google Buzz」。セルゲイ・ブリンが「社内で半年前から使ってた」と語るなど、いつになく「満を持して出しました」感あふれる大プッシュぶりです。

Google Buzzの見所の1つは、位置情報との濃密な連動です。「Twitter+Foursquareか?」といった声も聞かれますが、iPhoneを持ち歩いて「Nearby」のBuzzを読むのは面白い。位置情報+リアルタイムという、今年来そうなトレンドに、GmailのInboxの下というすごい場所から仕掛けてきたなという感じです。

それでもって、見所の2つ目はGoogleならではの「機械によるフィルタリング&レコメンデーション」です。

フォロー中の人達から投稿されたメッセージで、興味がなさそうなものはバズが除外します。動きのない投稿や短いステータスメッセージは折りたたんでしまいます。逆に、直接フォローしていない人達からのバズであっても、面白そうなバズ(たとえば、コメント内であなたの友達どうしが楽しい会話をしている投稿など)であればバズ上で「おすすめ」として、表示されるので、ホットな情報をいつでも捉えることができます。
Google Japan Blog: コミュニケーションをさらに豊かに・・・ Google バズがいよいよ登場

これが本当にいい具合に働いてくれるとしたら、凄い話です。

穿った見方をすると、Googleのような天才集団でなく世の中には愚かな人がたくさんいますから、こういう位置情報+リアルタイムのシステムは、いろんなめんどくさい事も起こしそうに思われます。

また、フィルタリング機能が気を利かせすぎて、それまでは全く興味なかったけどその"つぶやき"をきっかけに運命がガラリと変わることになる運命の出会いをわざわざ消してしまったり、レコメンド機能が余計な世話を焼きすぎて、自分以外の友達が全員集まって自分のいない所で楽しそうに話しているのを見せつけたり、といったことが起こりそうな気がしてしまいますが、どうなんでしょうか......。

などと、後ろ向きなことばっかり言っても意味はなく、位置情報+リアルタイムのうまい使い方/うまくない使い方の避け方は今後研究するべき課題です。

それにしても、サイトデザインの(特にパソコン向け画面の)殺風景さが気になります。私にとってGmailは仕事の場でもありますが、さながら職場の事務机の横にもうひとつ事務机を横付けして「コミュニケーションスペース」とか書かれたような"気分切り替えられない感"があるんですよね......。Googleのサービス全般に言えることですが。でもiPhoneの方はわりと楽しげかなあ。

諸々のリスク回避のためには、こちらの知識は最低限頭に入れておくべきのようです。それを「快適にお使いいただくために」なんてタイトルにしてしまうのは感心しませんが、Googleってわりと素朴に「これくらいは常識だろうけど」と思っている(ユーザーのリテラシーを高く見積もりすぎている)ような気も最近しており、そこらへんがソーシャルサービスで成功しきれない原因のような気がしなくもありません。
Google Japan Blog: Google バズ を快適にお使いいただくために

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