ハジけまくりの朝日新聞社公式Twitterアカウントに驚愕

朝日新聞社がTwitter公式アカウント「asahi」で、サッカー日本代表戦の中継をやるとのこと。全国紙がTwitterの公式アカウントを持つ、というだけでもわりと驚きのニュースです。

朝日新聞社によれば、「実験的に始めた。どれくらいの反応があるか検証している段階」とのことで、同社デジタルメディア本部の記者が更新しているという。10日は、横浜にある日産スタジアムでの取材の様子を投稿。同日18時現在で1800以上のフォローがある。
朝日新聞社が「Twitter」開始、日本対カタール戦を中継(INTERNET Watch)

試合を「中継」とか「取材の様子を投稿」するのだそうです。......で、試合開始直後の発言がこちら。

  
asahi
@asahi
開始2分でまさかのオウンゴール・・・ (2009-06-10 19:42:22)link
asahi
@asahi
いいパスだったのにー!最後のシュートがなぁ・・・ (2009-06-10 19:49:12)link

テレビも何もないところでこれだけ見ていたので、「どっち(のオウンゴール)だよ!」と心の中で叫びました。

前半はおおむね「中継」でも「取材」でもない「感想」だろそれはという感じの発言で、前半終了時には「試合終了」とうっかり書いてしまうという珍プレーもあったりしつつ、後半からの発言は、わりとまともになってきます。

   
asahi
@asahi
岡崎のヘディング決まらず。。いいクロスをあげた本田、オランダでの実力を発揮してほしいですね (2009-06-10 21:23:44)link
asahi
@asahi
ロスタイムは4分です (2009-06-10 21:28:15)link
asahi
@asahi
1-1で(こんどこそ)試合終了!なんかモヤモヤする試合だったなぁ。とにかく、日本代表 おつかれさまでした! (2009-06-10 21:35:49)link

無事に「(こんどこそ)試合終了」を見届けて、

 
asahi
@asahi
速報の記事はこちらへどうぞ http://www2.asahi.com/worldcup/japan/TKY200906100289.html(2009-06-10 21:53:38)link

最後はきっちり特設サイトへ誘導。ここがキモでしょうから、しっかり決めるところは決めました、という感じ。

今回の「中継」が、朝日新聞社社にとって胸を張って「成功です」と言えるものなのかどうか、よく分かりません。「朝日新聞」から連想するイメージ(適切なタイミングとしっかりした文章で、過不足なく情報を伝える)とは違いすぎる。でもまあ、担当記者の人選をした時点である程度「こういうノリになる」というのは予想できたはずで、全くの想定外ということもないと思います。

内容としては、いわゆる「中継」ととしては情報が足りず十分なものではなかったと感じましたが、テレビを見て実況(というか、観戦しながらTwitterに発言)している一般ユーザーのノリと大差ないのが功を奏して、親しみやすさを演出できたと思います。

それに、あまり情報が濃すぎてもタイムラインを占有しすぎて嫌われたでしょうし、情報源が@asahiオンリーという人はごく少数派だったでしょう。これくらいのボリュームで、現地を取材したプロ記者ならではの発言が数個入っていれば、スポーツイベントのTwitter中継としてはパーフェクトなのかもしれません。

現時点でfollowerは4000人超。ざっと見てみると、1、2割ぐらいはこの@asahi目当てでアカウントを取ったんじゃないかと思える人や、登録して放置したアカウントを久しぶりに使ったぽい人(followingが1ケタで発言も少数)がいます。

メディアの人間の端くれとして言わせていただくと、この企画は多くの同業者に勇気を与えたんじゃないかと思います。「天下の朝日新聞だって最初はあれぐらいグダグダだった。俺たちもやってみようぜ!」的な形で。今後ますます、Twitterに面白いコンテンツが増えることが期待できるのではないかと思いました。

そして、ハーフタイムには一切、つぶやきはありませんでした。恐らく、誰かと過去のつぶやきについて相談などしていたのではないかと想像。
[N] W杯最終予選、ファンタジスタは@asahi(ツイッター)

なるほど、前半と後半でノリが変わったのにはそういう舞台裏があったと考えると、いい話ですね。

Twitterでのふるまい方については、普通の企業ですら、まだ迷っている状態なのであるから、その中で新聞社が一歩を踏み出したというのは、英断だ。
W杯最終予選カタール戦で、朝日新聞公式Twitter(@asahi)が話題独占: ICHINOHE Blog

しかも、一般的な「中継」のスキルの高い記者も多数いるだろう中で、あえて「マッキー」を指名したのだとしたら大英断(または大冒険)だと思いますね。もしかすると新人歓迎会で歓迎される側だったのかな......?

(追記)

ところで、Twitterの「@asahi」は、以前からasahi.comのヘッドラインを流す勝手(非公式)アカウントとして存在していたと思います(例えばこんな。発言数が多すぎるのでfollowを見送った記憶が)。下記のような問題も顕在化している中、企業やブランドに関連するアカウント名に関して、何かしら調整がされているのかもしれません。

しかし有名人や企業ブランドの偽者問題に対処するために、TwitterはVerified Account〔認証ずみアカント〕という制度を導入しようとテスト中だ。
訴訟と苦情で重い腰を上げる―Twitter、認証ずみアカウント Verified Account を提供へ

(さらに追記)

やはり「@asahi」アカウントはTwitterにより何らかの処理が行われた模様。   朝日新聞がTwitterをはじめたことへの反響 - さまざまなめりっと - はてなグループ::ついったー部

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magarimame (マガリマメ) - asahi.comトップにTwitterへのリンク (2009.06.11)

記念として feedの垂れ流しじゃない 堅い文体じゃない 結論、いい! asahi... 続きを読む

コメント(1)

一つの可能性への挑戦という意味で@asahiに拍手を
おくります。Twitterならでの軽いノリだったと思いました。