暗い場所でもクリアに撮れる「LUMIX DMC-LX3」の実力は予想以上だった

疲労で一眼レフ持ち歩きが辛い、発表会のような暗い会場で撮り損じ頻発、暗い場所で息子写真を撮るが手ぶれまくり、といった事態に対処したいのとストレスを物欲で解消するため、「LUMIX DMC-LX3」を買ってみました。

ウリはワイド端解放F2.0という明るいライカ「バリオ・ズミクロン」レンズと、最大ISO6400を謳う高感度(高感度モード使用時のみ)、光学手ブレ補正。

さらに「動き認識」により被写体ブレを抑えるISOとシャッタースピード調整+光学手ブレ補正+高感度モードが連携した「トリプル・ブレ補正」をアピールしていて、要するに暗所での撮影に相当強いですというカメラです。という情報だけで買いました。

Panasonic デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) LX3 ブラック DMC-LX3-KPanasonic デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) LX3 ブラック DMC-LX3-K

パナソニック 2008-08-22
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これを使うまで「ハイエンド・コンパクトデジカメ」というジャンルは「高級ネットブック」みたいな中途半端なやつなんじゃないの? とか思っていたんだけど、それは全くの誤解であり偏見でした。小さなボディに高い描写性能をぎゅっと詰め込んだカメラだからこその価値があり、だからこそ湧く愛着があり、しかもそれなのに5万円そこそこで買えるというお得感もある。2009年には一眼ブームの揺り戻しで高級コンデジブームが来るんじゃね?

バリオ・ズミクロンの描写はやや硬質な感じで、「がんばって撮りました」といった印象が好感。金属ボディの質感もいい。やたら多いボタン(多いけど操作性は悪くない)やマニュアルを一読しただけでは覚えきれないほど多彩な機能には、使いこなしてやるぞ! とやる気を起こさせられる。これまで「LUMIX=あゆ=鼻声」で敬遠していた私が悪かった。

気になる点もいくつかあり、特にズーム端で60mm相当というのはちょっとなーという人が多いかもしれない。個人的にはレンズキャップの扱いの面倒くささに若干やられてましたが、慣れてくれば問題ないかなあ、といったところです。

面白いポイントはいくつもありますが、まずは高感度について。


これは絞り優先AEで、F2.0(絞り開放)、ISO3200(通常モードで設定できる最大感度)にして撮影した写真をトリミング&縮小したものです。クリックするとオリジナルの画像も見られます。

なんてことない夜景を1/60秒というシャッタースピードで撮れていて、これだけでもたいしたものなんですが、やっぱり高感度ではザラつきが出てしまいます。ISO400なら我慢できるけど、ISO800だときついなーといったところ。もっとも、こんな無茶な夜景じゃなくて普通の「ちょっと暗めの場所」であれば、ISO200~400でだいたい撮れると思います。


こちらは「高感度」モードで撮ったもの。ISO2000、絞りF2、1/30秒に自動設定されています。ISOが若干低いとはいえ、ほとんど粒子感がないことに驚きます。

といっても、実際にはそれほど驚くようなものではなくて、保存時にカメラ内でかなり強烈なノイズフィルタをかけているものと思われます(ついでに発色や暗部の黒ツブレも補正されています)。高感度モードにすると自動的に低解像度・低画質のJPEGでしか保存できなくなるのですが、そうやって補正している分、高画質で保存してもしょうがないでしょ、ということなのかもしれません。拡大して見るとディテールが飛んでしまっている部分も見られます。

と、言いつつも、Webに載せるぐらいに縮小して使うならこれで十分であり、カメラがうまくレタッチしてると考えると、やっぱりちょっと驚く便利さだと思いました。


こちらはISO400のF2.2で絞り優先AEで撮影。1/40秒。

こちらの記事の写真で「Touch Proで撮影」と明記したもの以外はLUMIX DMC-LX3で撮っています。さらなるサンプルはこちらを→Lumix LX3 - a set on Flickr

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