MacBook AirとEMONSTERのBluetooth DUN接続に感動した  

MacBook AirとEMONSTERのBluetoothは、なぜか相性が悪くて(Air側のドライバの問題と言われている)、普通に接続ができません。が、いろいろとワザを駆使すればできるそうです。 まあ別にWMWifiRouterがあるからいいやーと思っていたんですが、こちらの記...

MacBook AirとEMONSTERのBluetoothは、なぜか相性が悪くて(Air側のドライバの問題と言われている)、普通に接続ができません。が、いろいろとワザを駆使すればできるそうです。

まあ別にWMWifiRouterがあるからいいやーと思っていたんですが、こちらの記事を読んでいたらBluetoothもやっとかないとダメな気がしてきたので、ちょっと頑張ってみました。

ところが、ユーザーの努力が実り、MacBook Airで、EMONSTERをBluetoothモデムとして利用できる方法がありました。EMONSTERに本来搭載されていないBluetooth DUN(ダイヤルアップ)機能を付加させ、MacBook Airのモデムスクリプトを改造したのです。すると、EMONSTERが快適なBluetoothモデムに変身しました。「WMWifiRouter」も素晴らしいのですが、無線LANを常時利用するため、バッテリーのもちが不安でした。Bluetoothならば、数時間利用しても、少ない消費電力で、バッテリーにほとんど影響がないため、EMONSTERをモデムとして利用する価値が上がります。また、EMONSTERがサスペンド状態でも、ダイヤルアップが可能なため、かばんに入れたままのEMONSTERがモデムになる、ということも実現できています。
MacBook AirとEMONSTERはベストカップル(第52回):伊藤浩一「モバイルライフ応援日記」

参考:

(1)WM6BTDUN.cabの導入

以下のサイトからWM6BTDUN.cabをダウンロード(要ユーザー登録)。WM6BTDUN.cabをインストールしてS11HTを再起動(リセット)。

http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=1614575&postcount=92

(2)MacBook Airのモデムスクリプトをいじる

/Library/Modem Scripts/Generic Dialup.ccl/Contents/Resources/Base Script.ccl

を編集。ミニマムには1行追加するだけ。

@LABEL 14
write "AT+CGDCONT=1,\34IP\34,\34emb.ne.jp\34\13"
※「@LABEL 14」の直下に「write〜」の1行を追加
@LABEL 3
serreset 230400, 0, 8, 1

※ここをserreset 3686400 0, 8, 1にしても行けるらしいが、そこまでスピードにはこだわらず安定性を取ることに。

(3)MacBook AirとEMONSTERをペアリング

具体的な方法はこちらを参照。

MacBook Air + S11HT で Bluetooth DUN -- BONNOH FRACTION 13

[メニューバーにモデムの状況を表示]にチェックを入れておくと(デフォルトで入ってたと思うけど)、メニューバーからすぐダイヤルアップ接続できるようになって良。

ところで「DUN」って何?

DUN(Dial-up Networking Profile)
携帯電話・PHSを介してインターネットにダイヤルアップ接続するためのプロファイル

PAN (Personal Area Network Profile)
小規模ネットワークを実現するためのプロファイル
Bluetooth - Wikipedia

具体的には、EMONSTER側では何の操作もせず、MacBook Air側の操作だけでインターネットに接続できるのがDUN。EMONSTER側で操作をしてインターネット接続を分け与えるのがPAN、てなところか。

(4)接続する

  • EMONSTER側でBluetoothを有効にしておく
  • MacBook Air側でもBluetoothをオンにしておき、ステータスバーのモデムのステータスから[Bluetooth:接続]をクリック
  • 数十秒ほど待つ

実際に使ってみると、すばらしく便利です。これなら本当に「EMONSTERはポケットに忍ばせたままインターネット」ができる。「あの人のMacBook Air、USBに何も刺さってないのになんでインターネットに繋がってるのかしら? ここWi-Fi環境なんてさっぱりな日本のスタバなのに」ができる! WMWifiRouterだと無駄に繋いでおく間の電力消費や発熱が凄くてポケットに忍ばせておくのは実質的には無理でしたが、Bluetoothなら多少無駄に入れておいても気になりませんし、熱くもなりません(訂正:布や紙と一緒に密閉状態にしていたら、さすがにホカホカになりました。Wi-Fiよりも発熱量は低いですが、ポケットの中身には注意を)。

goo スピードテストをやってみたところ

  • WMWifiRouter(Wi-Fi出力最大):1.70Mbps
  • WMWifiRouter(Wi-Fi出力最小):1.51Mbps
  • Bluetooth DUN接続:0.77Mbps

動画などバリバリ見ようとすると辛いかもしれない。あと、たまにエラーが発生するらしく接続が切れます(2、3時間に1回ぐらい?)。

電車の中などで軽く使いたいときや電源の確保できない場所ではBluetoooth、電源を確保できているときやプレゼン等の切断を起こしたくない場合にはWMWifiRouterと、うまく使い分けることで両方の接続法のメリットを享受できそうです。