イー・モバイル、auに続いてヘビーユーザーの帯域制御へ  

イー・モバイルがベビーユーザーの帯域制御を検討していると発表。ケータイ・PHSのキャリアではauの試験的な速度制限に次いでの取り組みとなる。

今回の検討は、連続的かつ大量の通信をする一部ユーザーに対して、ネットワークの品質確保や他のユーザーとの公平性を確保することを目的に行なう。ただし、現時点で、ネットワークに影響を与えるような問題はないとのことで、将来的にそのようなユーザーが出現するケースに備える意味で、検討を行なうことにしたという。
イー・モバイル、通信品質確保に向けた対策を検討開始

auの件はこちら

対象となるユーザーは、前々月(今回は3月利用分)の通信量が月間300万パケット(約366MB)以上で、なおかつ21時〜翌1時に「auの設備を逼迫させる恐れがある」とKDDIが判断した場合に限られる。
au、EZwebの大量通信ユーザーを対象にした速度制限試験

極端に回線を独占するユーザーへの帯域制御は、サービスクオリティ向上のために必要なもの、と考えておくべきだろうと思う。そこを愚直に「ユーザーの良心を信じてます」と言われても、タチの悪いユーザーは実際いるわけで、しかもイー・モバイルのような安くて使い放題のプロバイダーに集まりやすいわけで。この発表には好感を持った。

とはいえ帯域制御の行き過ぎは実質的なサービスの品質低下、羊頭狗肉化になりかねず……ということでガイドラインも出ている。

ガイドラインでは、帯域制御はあくまでも例外的な状況において実施することを基本原則とした上で、特定のヘビーユーザーや特定のアプリケーションに対して帯域制御を行なう場合には、ユーザーの同意を得ることや帯域制御の内容について周知することが必要だとしている。
ヘビーユーザーへの帯域制御に対するガイドライン、通信業界4団体が策定(INTERNET Watch)

帯域制御は既に意外と実施されている。

総務省は17日、電気通信事業者4団体を通じて実施した、帯域制御に関する実態調査の結果を公表した。調査に回答したISPなど280社のうち、約25%が帯域制御を実施していることがわかった
「帯域制御を実施する予定ない」が半数、総務省がISPなど実態調査(INTERNET Watch)

一方で、総務省からはパケット料金の高額化を注意する発表がされた。タイトルだけ見たときにはキャリアに「高額な料金設定にしないように」と注意を促したのかと思ったらさにあらず。ユーザーへの注意喚起だった。

パケット通信料について同省が注意喚起する背景に、電気通信消費者相談センターなどに対して、「それほど利用したつもりはないのに、高額なパケット通信料金の請求を受けた」とするユーザーからの相談が引き続き寄せられていることがある。また、未成年ユーザーのパケット通信料の高額化に関する相談も多く寄せられている状況だという。
総務省、パケット通信料の高額化に注意喚起のメッセージ(ケータイWatch)

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