MicrosoftのYahoo!買収提案の件  

先週末は聞いてビックリだったわけですが、まだ大きな動きはない。

Googleって意外とヘンなとこで舌禍を起こすなあ。

今のところ、見かけた中で一番面白かったのはdankogai氏。

ここなんかは、米国の論調の手軽な整理として有意義なんかなと。

いっちょ噛み的にコメントしておこう。これまでのMSの基本戦略というのは、用はゴリ押し。圧倒的なシェアを持つプラットフォーム上にいろいろくっつけて、よく分かってない客に問答無用で売りつける、比較して大きなマイナスがないなら客はそこで思考停止し、受け入れてくれる、といったもんであり、Webにおいては2つの点でこの戦略が効かず、苦戦しているのだと思っている。

1つに、Webというプラットフォームはべったりとオープンで、誰がシェアを持っているとかいうわけでもないし囲い込みが困難であること。トラフィック=(メディア的な)シェアと考えればちょっと話は違うが。もう1つに、Web2.0とか言われる現代のWebの先進的なユーザーはわりとリテラシーが高く、そんな簡単に思考停止しない。

もうひとつ、MSが今のところ猛烈に「かわいくない」という点もある。かわいくないから、MSのWebサービスはなかなかヒットしない。

「目線の抑圧」という神様が支配する世の中がもうすぐ来る。これからきっと、みんなが「かわいさ」を競いあいながら、公共財に群がる構図が展開される。
レジデント初期研修用資料: たぶん来年流行するもの

それは キモい方が負ける といういたってシンプルなもの。
2007-09-25 - 赤の女王とお茶を

ITリテラシーの高い、コミュニティを引っ張る人たちが「この会社のサービスは嫌いだから使いたくない」と思ったら、どんなに良いサービスを作ってもヒットしない。逆に、少々ショボくても、愛されればOK。

クールでカッチョいいGoogleが少しずつキモくなってる昨今(この買収提案にもキモい突っ込み入れたり)、MS&Yahoo!はカワイイ(=ユーザーの共感・支持を得られる)存在として自分をブランディングできるんだろうか。 これまでの敗因をまじめに分析するとか、バルマーCEOがパイを投げつけられるとか、いろいろネタ作りはあるんかなと思うんだが……。

百度は、ブロガーを招いてなごやかにお話ししたり、私は2号でいいのよと言ってみたりと必死で「カワイイ」キャラになろうとしているが、出身地の中国がかわいくなさすぎるので辛いよねーという感じに見える。

Liveが超使える安いWeb端末を作って投げ売りすることで、MS得意のゴリ押し戦法をやればいいんじゃないかという気もするんだけど(独禁法の絡みとかよく知らないが)、やらないんでしょうか。同時にそこは今あるOfficeを殺すことにもなっていくが……。日本向けEee PCの4GBしかないSSDにWindows Live!が最初から入ってるらしいけど、お試し企画なのかな。

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