リアルとネットを連携させた「たまり場」ビジネス考  

広告βさんから、サードプレイスの話。 広告β:サードプレイスと収益モデル ちょっと調べてみたら、ツタヤもそういうコンセプトを打ち出していた。 人間には、飲み・食い・眠るための「住む場所」=第一の場所生活=住むための資金を調達する「働く場所」=第二の場所そして、遊び心にあふれ、...

広告βさんから、サードプレイスの話。

広告β:サードプレイスと収益モデル

ちょっと調べてみたら、ツタヤもそういうコンセプトを打ち出していた。

人間には、飲み・食い・眠るための「住む場所」=第一の場所
生活=住むための資金を調達する「働く場所」=第二の場所
そして、遊び心にあふれ、そこにいるメンバーは家族ではないけれども家庭のように快適で、「楽しむ場所」=第三の場所が必要だという。

By Ray Oldenburg
サードプレイス|株式会社 TSUTAYA (ツタヤ)

以前に(もう3年前になるが)「三越コミュニティサロン」という試みを取材させていただいたことがある。

三越コミュニティブログ/トップページ

リアル店舗の三越本店内に同名のサロンがあり、同時にブログサービス中心としたコミュニティサイトも開設。40代をメインターゲットに様々なイベントを開催して店舗に足を運んでもらおう、というもの。

「ただ礼服を売るのでなく、礼服を着て行きたくなる場所を作る」というコト・マーケティングの試みであり、三越へ行く習慣を付けてもらおうという、まさにサードプレイス的なものも狙った試みだった。今のフロアガイドを見ると「コミュニティサロン」という施設は無くなってしまったみたいだけど……。

苦戦しているのだとすれば、やはり、三越に行くような層、40代ぐらいで豊かに暮らしているような人たちにとって、ネットというのはなかなか縁遠い所なんだろうなと思うのですが。

FotoCafe

こちらは渋谷にあるリアル店舗のカフェで、写真データを持ち込んで店内で印刷しながらお茶を飲んだり、写真を肴にお話したり、その場でオンラインアルバムを作ってみんなに知らせたり、ということができるらしい(まだ行ったことないけど)。

オンラインアルバムは30日間有効で、30日以内に再来店すれば延長される。プリントの価格もリーズナブルで、どこで利益を出してるのかイマイチ謎ですが(そして、運営組織の情報が明らかでないのが不気味ですが)、面白い試み。

そして、こういうネットとリアルを連携させたサードプレイスとしては、メイド喫茶の類が最も成功しているのでは? という気も(全く知らないが、ネットユーザーとの相性は良さそうに思うので)。個人経営の小さなお店で、mixiにファンのコミュニティができてmixi絡みの新規客がいっぱい、という話は何例か見るし、「店」を軸に、何らかのテーマや人の魅力によってネットから人を集め、小さな場を維持していく、という考え方のスモールビジネスはいろいろありそうだ。

これが大規模化すると、それは「たまり場」なのか? という疑問は出てきそう(数百人規模で全員の 顔が把握できないような場を「たまり場」とは呼べまい)。そこで、そこらをドライに考えての「サードプレイス」という用語か。

ところで、たまり場というと「THE 三名様」を連想してしまう。サードだし(人数が)。

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石原 まこちん

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オンラインでのサードプレイスというと、最近はTwitterも加えられる。盛んにオフ会も行われているし、オフ会に絡んだ収益化というのはけっこう考えられそう。APIによっていじくり易いのも魅力で、そこからmixiを超える何かが生み出せそうに思う。

例えばTwitterクライアントにホットペッパーのアフィリエイトを組み合わせて、オフ会をやりたくなったらホットペッパーで店を検索し、クライアント開発者やオフ幹事に収入が入るようにする、なんてことは可能なんじゃなかろうか。