「どこでも」&「かわいい」がPCユーザーのライフスタイルを変えてきた説

14日のAMNイベント「ブログとコンピュータ」に参加します。というか受理のお知らせはまだ来てないけど、申し込みはしのでたぶん参加できるんじゃないかなと……。

「ブログとコンピュータ」で何の話になるのかイマイチ謎だが、UMPCというのがひとつのキーワードっぽい。他はやっぱり謎。申し込み時に「パネラーの方への質問」が書けるので、以下の2つのようなことを書いてみた。

(1)ブログで「PC vs. 携帯」の対立が語られることが時折あるが、この議題設定は今後も有効なのか? そうでないとすると、どういう議論が有意義か?

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前にもちょっと書いたけど、「これからは携帯ネット。PCは時代遅れ」とかそういう議論について。UMPCもそうだし、スマートフォンも今後どんどん出てくるだろうし、iPod touchのようなデバイスだって出てくると思われる。そうした中で純粋にデバイスの話としての「PC vs. 携帯」という議題設定は、たいした意味はないと思う。

個人的に興味があるのは、徹底した下流マーケティングでユーザーをがっちり掴んでいる携帯電話的デバイスに対し、PC的なものはどういうマーケティングをしていくのか、というところ。

携帯の下流マーケティングというのは例えば、初期費用をとことんまで抑えて月額費用で儲けるという、気軽に手を出させて抜け出すきっかけを与えず、しっかり搾り取り続ける構造の見事なところとか(見事すぎて販売奨励金制度が見直になってりしてるようだが)。あまり「金使った感」を感じさせず、ちょこちょこ小銭を取っていくシステムも上手い。

また、とりあえず簡単にいろんなことができちゃうので、すぐに一定レベルの満足感が得られる、というのも巧妙だと思うし、ゲームだワンセグだ何だとスキマ時間への入り込み方も見事。ユーザーの生活スタイルを徹底的に研究し、あらゆるスキマに入り込んで携帯を握り続けさせるぞ! という気概を感じる。

一方で、PCにはでっかいデスクトップからUMPCまで、そこまでの徹底した戦略はないように見えるんだけど、どうなんだろうか。そんな徹底した戦略で来られてもけっこう困るけども。

(2)これまで、パソコンのアーキテクチャがユーザーのライフスタイルを変えた事例には、どんなものがあったか?

パッと思い浮かぶのは、ノートパソコンの登場と、モバイル通信機器の登場。狭いところの例でアレだが、これでオフ会の様相が変わったと思う。その前に、大型コンピュータからいわゆる「パソコン(マイコン)」へ、というターニングポイントもあったろうし、広い意味でいえば携帯電話の普及+Webやメール機能の搭載、というのもある。「どこでも」利用できるようになることで、それまでパソコンがいられなかった生活シーンにパソコンがいられるようになる。

Windows 95のブームは「まともにインターネットを使えるパソコンが」+「それなりの価格で」買えるようになったことからの現象だとすると、アーキテクチャの範囲には入らないが「安くなる」ということも、ひとつのキーか。パソコン年賀状の普及とプリンタの低価格化とかも似たようなことか。

もうひとつ、「かわいい」というのも非常にでかい要素だと思う。いまネット歴10年前後からそれ以上の女性は、大抵「ポストペット」に惹かれた時期があったし、当時の男性でポストペットを買わされた(ポストペットのパッケージにはCDが2枚入ってて、1枚はプレゼント用とされていた)人も多いんじゃないだろうか。ここんところヒアリングしている中でも、確実にそういうクラスターはいたし、けっこうでかかったんだなあ、と感じる。初代iMacの登場もインパクト大きかったのかな。こっちは調査不足。

と、そんな予習をしてみたところで、本題はCore 2 なんたらシリーズについてのアツいプレゼンだったりしたらどうしよう。どうせなら「べーしっ君」のキャラ名や擬音とコンピュータの歴史について、みたいな講義がいい。

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