部屋とMacBookと私のこれまでとこれから
startmac 1歳児というのは短期間のうちにめまぐるしく成長するもので、春にはまだつかまり立ちが精いっぱいだった息子は現在わりとしゃんと立って歩くようになっていて、両家とも遠方にあるわが家では、実家のじじばばは誰もまだ歩いた姿を見たことがなく、つまり、夏のうちに親戚回りをしておかねばならぬという必要性があって、第2回のモニターミーティングは欠席とさせていただきます。
代わりに、StartMacモニターも2か月を過ぎ、折り返し点を回ったところでの感想などを、ここでまとめてみます。
何といっても「2kg超のA4ノート」なのが辛い
MacBookは「2kg超のA4ノートPC」で、これは、私が二度と自腹で買わないであろうジャンルのマシンだ。過去に何台か買ったことはあったものの、持ち運びには不便だし据え置いて使うとなるとデスクトップほどのパフォーマンスは出ないしで、あまり活用できたことがない。
なので「Macである」ということ以前に「重くてでかいノートである」ことに苦戦してる気がする。持ち運ぶノートとしては重すぎるし、メインマシンとして使うには画面が狭い。私の利用スタイルに合わせようとすると、どうも中途半端だ。
あとついでに、田舎者には「モデムを内蔵してない」というのが地味に痛い。
関連:
MacBookの持ち運びとモバイルマシンに関する悩みと結論
Macのラグジュアリー感はステキ
ラグジュアリー感というとちょっとニュアンスが違うかなあ、ハードとしてのMac、そしてMacOS Xのインターフェースは、確かにとても気持ちがいい。排他的MacファンがWindowsを馬鹿にしたくなるのも、さもありなん、といったところ。
iPhoto、iMovieなどiLifeシリーズの使用感もすばらしく、ご家庭で写真や動画をメインに楽しみたいならMac、というのは全くそうだなと思う。
写真や動画の扱いに関して、ファイルとかピクセルとかRGBとか、デジタル技術の基礎知識を2、3レイヤー分すっとばして使える(という意味で「直感的に」使える)感じで、素人には覚えることが少なくてすむので使いやすいし、分かってる人には考えるべきことが少なくてすむので気持ちいい。
こういうのばっか使ってるから、「ピクセル数」という概念を知らないまま解像度解像度言う奴がいるんだと……いやそれは置いといて、面倒なことを考えないでアルバムやDVDが作れてステキだと思う。WinとMacのファイル共有も昔より簡単になっているし、妻にはこんどMacを買ってあげたい。
ところで、Officeは入ってないけど写真やムービーのソフトは入ってて楽しいねーって、初代VAIOを褒めるときに皆が言ってたことと同じだな、と思った。初代VAIOのでかいやつ買ったけど、イマイチ使いこなせなかったなあ……。
噂のウルトラモバイルMacが出たら、だいぶ買いたい。
Macの用途といえば、画像&映像&音楽の管理および再生(iTunes)と編集(iLife)。あと、Webを使ったりテキストが書ければOK。持ち運びやすい小型マシンで、じっくり作業をするときにはクレードルかなんかに入れて外部ディスプレイに繋いで、というスタイルにしたい。
持ち運びマシンとしてはMacの方が気持ちいいですね。ちょっと自慢もできるし。
「MacにだってOfficeが必要」と考える人たち向けに同梱したらいいんじゃね?
StartMacモニター同期の方がみんなWindows現役ユーザーだからかもしれないが、「メインマシンとして使うならOffice必須」という話が多いのが、ちょっと気になっている。
確かに仕事でバリバリ使うとなると、Officeがないと不安だ。そして、Officeの値段ってプリインストールで買うとあんまり意識しないけど、プリインストール版を意識していない反動で、改めて単体で買うとクソ高いのに改めて驚く。このあたりの声を拾って、製品版OfficeをプリインストールしたMacを出せばいいのに……と思ってたら「iWork '80」とかいうのが出ちゃったよ。
iWork '08のポテンシャルがどんなものかはわからないけど、9,800円というお値段はOfficeよりもかなり魅力的。データの互換性はどれくらいあるんだろうか。しかし、それ以前の問題として、Officeと別にiWorkの使い方まで覚えたくないなあ、と思う。このあたりは、WebベースのOffice互換アプリに期待したい。ThinkFreeなんか、けっこういい線行きそうだと思うのだけど。
Office同梱Macというのは、代理店のレベルでもできないのかなあ。Macへの乗り換えの敷居を下げる施策としては、かなり有効だと思いますよ。いささか不格好になりそうではあるけども。
Webアプリへ移行するきっかけになった
個人的にいちばんの収穫はこれ。思い切って環境を見直し、メールはGmail、RSSリーダーはlivedoor Reader、ブラウザはGoogle Browser SyncをつけたFirefoxに移行した。
WindowsとMacで(ほぼ)同じUIで、データを共有でき、さらに携帯からも使えて、実に快適。後はテキストエディタとFTPクライアントとOfficeのオンラインアプリがあれば、ほぼ完璧なんだけど。
関連:
カスタマイズとか設定とか面倒で嫌なので、Firefoxに乗り換えてみた
アップル1社にいろんなものを握られることの怖さ
写真の管理ソフトとしてiPhotoは便利でいい(比較対象はエクスプローラだけど)。が、画像ファイルをシンプルにファイルとして管理しておきたい、というこだわりもあって、写真の管理はNASに格納→iPhotoにインポート、という形を取っている。
面倒だけど、アップルじゃないとよく分からないブラックボックスの中に大事なものを入れておく、という感じがどうにも怖い。あと外資企業のサポートも怖い。
StartMacモニター施策について
いわゆるひとつのブロガーとリレーションシップしてマーケティングしていこう施策を考えるとき、方向性は2つあると考えられるだろう。
(1)モニターとアップルが同じ立ち位置でコミュニティを形成し、みんなで話し合う (2)アップルはあくまでネタ振り役に徹し、モニターがコミュニティを作って勝手に盛り上がるのに期待する
多くの人にとって普通に浮かぶイメージは(1)であろうが、StartMacの現状は(2)になっている。(1)ができていない、という言い方もできるが。
別に(2)が悪いとは思わないけども、(1)への期待と(2)の実態の間で、うーんなんだかなーという感じがあちこちに生まれているような気はする。
このへん、小さいチームに大きな裁量が与えられているマイクロソフトと、ジャパンからアメリカ本社まで含めた全体で1つのアイデンティティを持つ(と想像する)アップルとは、まったく逆の存在であり、アップル的な組織が、ブロガーと同じ目線で柔軟に付き合うなんてどだい無理、ってことだろう。
可能性があるとすれば「StartMacモニター事務局」がある程度独立した存在になることだけども、それはやっぱり難しいのだろう。だとすればアップルジャパンは(2)のスタンスに寄らざるを得ない。
モニターの中に世話役的なポジションを(公式に)期待された人がいれば、アップルのような組織でもその人がまとめて(1)っぽい空間を作りうると思う。Mac界で名の知れたおじいちゃんとか。
このあたりのメタStartMacな話は、また機会を改めて。
- 2007.08.08
- [StartMac]
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