働かなくても食えていけた社会は崩壊していた  

そういえば、ナウルって国があったなと思い出した。 働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ(アンカテ) 働かなくても生きて行ける煉獄(404 Blog Not Found) 百人の島の中で、たった一人、あるいはたった十人が働いている世界。これは天国なのだろうか? い...

そういえば、ナウルって国があったなと思い出した。


働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ(アンカテ)

働かなくても生きて行ける煉獄(404 Blog Not Found)

百人の島の中で、たった一人、あるいはたった十人が働いている世界。これは天国なのだろうか?

いつかは行ってみたい?世界でもっとも小さい5つの国(P O P * P O P)


ナウルは島全体がリン鉱石でできており、鉱山が順調な頃はものすごくリッチだった。海外からの出稼ぎ労働者に仕事をさせて、ナウル人は全員年金を支給され、働く必要がなかった。昔聞いた話では、小さい島の周囲の道路を、クルマでムダに何周もしていたとか……。正確な資料はないけど、1万人ほどの島の中で、60%ぐらいのナウル人は確実に遊んで暮らしていたようだ。

20世紀初めに燐鉱石の採掘が始まってから、ナウル人は鉱山会社から土地使用料や木の伐採許可料などを受け取るようになり、ほとんど働かなくてもよい生活を送っていた。鉱山で働く労働者は中国人や他の島からの出稼ぎ労働者ばかり。独立前は燐鉱石の輸出価格に比べてナウル人に支払われる金額は微々たるものだったが、それでも海外から輸入された食糧を購入して暮らすだけの金はもらえた。戦時中の日本の記録でも、ナウル人は遊ぶか、寝るか、飲み食いするか、魚を獲るかの生活をしている・・・だそうで、当時からほとんど働いていなかったようだ。そしてナウルが独立すると、燐鉱石輸出の莫大な利益がナウル人に転がり込むようになった。税金や教育費がタダなのはもちろん、国民には年金が支給されて何もしなくてもお金がもらえる。ナウル人は魚も獲らなくなり、三度の食事も中国人が経営するレストランで済ませて料理さえ作らないようになり、行政はすべて西サモアなどから雇ってきた外国人に任せ、「働いているのは16人の国会議員くらい」とまで言われる国になった。
世界飛び地領土研究会 ナウル

現在のナウルはリンが枯渇して、すっかり崩壊状態。遊んで暮らしてきたナウル国民にはビジネスをするスキルも資本もなく大変ぽい。

国家の主要外貨獲得源である燐鉱石がほぼ枯渇し、現在その収入だけでは操業費用すらもまかなえない 状況にあるほか、他にナウル経済を支えるめぼしい産業もなく、経済状況はさらに厳しい状態である。国内 には自給可能な食糧産業はなく、食糧及び生活物資のほとんどを海外からの輸入に頼っているため、世 界的な石油価格上昇の影響をうけ、物価も上昇している。通貨は豪ドルを使用しているものの、国営銀行 も機能しておらず、経済活動が破綻状態であるため、正確な経済活動の動きは把握できない。
外務省 各国・地域情勢 ナウル共和国(Republic of Nauru)

今度来る「働かなくても食っていける社会」は、もっと安定したシステムであるといいな。アホウドリを大量に飼育するとか手を打って。


最近のナウル方向はこちらから。リンの輸出再開だとか。
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