スケールフリー・ネットワークに働く法則について  

リアルとWebのネットワーク分析(先端研ブログ)
ヤフー山下氏のブログ。安田雪先生の講義が聴けるなんて、超羨ましい!

安田先生の著書はなかなか難解でまだ読み込めていないんですが、こちらのエントリーではいくつか最近の研究についても触れられていて、たいへん興味深いです。


ちなみに、「スケールフリーのネットワークは以下に示す単純なルールで作られていきます」として書かれている以下のものは、スケールフリー・ネットワークを説明するためにバラバシ氏らが作った「スケールフリー・モデル」に持たせた条件(参照:「新ネットワーク思考」p.127)であり、スケールフリー・ネットワークそのもののルールとは違うと思います。

  1. 最初は2人いる。お互いにリンク。
  2. 一定期間ごとに新人(新ノード)を追加する。
  3. その際、新人は既存の誰か2人にリンクを張る。
  4. その「誰か」は各自がすでに持っているリンク数に比例した確率で選択される。

スケールフリー・ネットワークができるための法則は「ネットワークの成長」と「リンクの優先的選択」のふたつだけです。たぶん、きっと、おそらく。

こちらに書いた言葉でいうと、

ノードが増え、ネットワークが成長している
ノードは好きな(有用な/有名な)ノードを選んでリンクする

の2点です。

なお、実際の優先的選択は必ずしも既に持っているリンク数に比例して行われるのでなく、リンク数は少なくても、バラバシ氏の言葉でいう「適応度」の高いノード(例えば、後発ながら爆発的人気となったGoogleやmixiのような存在)が優先的に選択されることもある、とのことです。

お菓子のネットワーク分析といえば「うまい棒で分かるロングテール」という話を書こうと思ったけど、タイトルだけでお腹いっぱいになりそうなのでボツにしていました。暇なときに書いてみようかな。

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