「アテンション・エコノミー」とはなんぞや
はてなの皆さんのETechレポートにある「アテンション・エコノミー」という言葉について調べてみた。
ETech 2006 レポート(naoyaのはてなダイアリー)
ETechまとめ(kawasakiのはてなダイアリー)
Emerging technology conference(jkondoの日記)
今回のテーマは"Attention Economy"ということで、Attentionをキーワードに色々な話が繰り広げられています。
パソコンはどんどん安くなるし、情報はどこからでも無料で手に入る時代になって、一番貴重なのはAttention=興味。
人の興味の奪い合いが始まっているし、それは時間とかお金の奪い合いになるという話とか、人の興味はどこに行くのか、多数の人の興味をどう集めて、どうやれば拡大できるのか、という話しが主軸です。
ぱっと読んでの印象としては「編集の復権」であり「サイバーカスケード対策」ということかな、と思った。垂れ流し状態のブログエントリー、出社して[非モテ]タグを追ってたら日が暮れてしまう日々(私はしてませんが!)からの、順当なゆり戻し、ということだろうか。こういうのはもう2、3年後に来るのかと思っていたけど、早いですね。思ってる奴がいるんだから、既にどこかに来てるのも当然か。
展望2006:アテンション・エコノミーの本格化(江島健太郎の千里眼)
2006年は、この新しいアテンション中心のビジネスモデルへの転換を迎えて「既存アプリケーションのWeb 2.0的な焼き直し」が徹底的に見直される年になるはずだ。
「編集の復権」といっても先祖返りするわけでは当然なく、Web2.0的に見て、ヒトでなく優秀な機械の担当分が増えることは間違いない。
検索クエリー中からの急上昇ワード紹介とか、ランキングサービスなんてのが代表的な機械化されたアテンションゲッターとして持て囃されるのだろう。また、従来「編集」を生業としていた者からカリスマブロガーへのアテンション移行もそれなりに進んだし。
ちょうどこんな記事があったけど、てはな内でいい具合にアテンションなんたらに発展しそうなのが「はてなブックマーク」。
逆輸入されるはてなブックマーク」にみるはてなの危機とチャンス
機械が作れるなら「みんな」でも作れるわけだ。
アテンション・エコノミーと Bubble 2.0(Rauru Blog)
曰く、テクノロジ産業がメディア産業になろうとしており、それがバブルを生み出している、と。なるほど。確かにこの頃は「はてなブックマーク」で新しいニュースを知ることが多い。
歳末サービス [パワポ版 ブログ、グーグル、アテンション](higuchi.com blog)
とても分かりやすい資料です。特に23ページ目の、
昔:メディアが有限
今:アテンションが有限
という対比がストンと落ちた感じ。
ところで、いつも読んでたブログのあちこちに「アテンション・エコノミー」が出ていたにも関わらず流し読みしかしておらずアテンションしてなかった事実に、まさにアテンション・エコノミらねえと自分がダメだなと思ったわけですが、ここでちょいと「編集2.0」といった感じの概念を考えていく必要がありそうだと感じたので帰ったら考えます。
『The Attention Economy』の著者、Thomas H. DavenportとJohn C. Beckに聞く(アクセンチュア)
「アテンション・エコノミー」という言葉を最初に提唱したのが、この2人らしい。アクセンチュアはアウトソーシングから経営コンサルまでを行い、特に業務システムの改善が得意な企業らしい。
現代は、あまりにも多くの情報があふれており、人や企業はあなたのアテンションを求めて、熾烈な競争を繰り広げています。アテンションのマネジメントは、最も重要な業務のひとつになっているのです。
将来、情報とアテンションの競争はどのようになっていくと思いますか?
より多くの情報が、より少ないアテンションをめぐって競争するというトレンドが、このまま永久に続くとは考えられません。最終的には、人々はアテンションをむさぼる環境のストレスから逃れようとし始め、情報提供者は量ではなく質に焦点をしぼり始めるでしょう。生計を立てるのにアテンションを必要としない人にとって、はるかに静かな環境になります。
Attention,please!「アテンション・エコノミー」の時代へ。
著者は、注目すべき研究結果をもとに、アテンション・マネジメントの四つのポイントを次のように概説しています。
(1)アテンションの測定と配分
(2)その心理的な特質の理解と活用
(3)新しい能率化テクノロジーの修得
(4)広告業など従来のアテンション業界が学んできた教訓の適用
で、「Attention Economy」はこの本。ほ、翻訳を……。
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小林祐一郎

翻訳ありますよ
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ありがとうございます!