Web2.0世界の図解=もやしもん説
先日、家に帰ったらテーブルに「もやしもん」1巻が置いてあった。妻いわく「このマンガがすごい!」のランキング上位にあって気になったので買った、とのこと。去年はこのパターンで「デスノート」にはめられたっけ。
うちの夫婦は1、2か月に1回ぐらいマンガ喫茶に行き、月に2、3冊ぐらいマンガを買う。お互い1、2ぐらいはよく読むマンガ雑誌がある。まあ普通のマンガ好きかなあと思う(中流意識)。この程度のアンテナだとマンガ界全体の動きなんてとても把握しきれないので、「このマンガがすごい!」のような編集された情報は有り難い。
「もやしもん」というのは、細菌が肉眼で見える主人公・沢木惣右衛門直保(惣右衛門は実家の麹屋の屋号)が農業大学に入り、教授の醸造だ発酵だという薀蓄を聞いたり食中毒菌に襲われたりするマンガ。何と言ってもすごいのは「菌が描かれている」ことで、先輩の住む汚い寮では部屋中にわけのわからん菌(かわいい顔が描いてある)が漂っていたり、ヨーグルトのフタを空けると乳酸菌がいたり、トイレから出てきた先輩と握手をしたら手にべっとり大腸菌がついていたりする。こんな変な絵ヅラのマンガ見たことない!
で、これを思い出した。
Web 2.0=発酵食品説(My Life Between Silicon Valley and Japan)
WEB2.0サイト = 発酵食品説(圏外からのひとこと)
ブログ等のソーシャルサービスによってエンパワーメントされた個人は、ひとりひとりが菌類程度の働きをするようになった、とか解釈するとちょっとアレだけど、(わかりやすい例として)はてなが何かをリリースして、皆が寄ってたかってわらわらやっているという図は、まさに「もやしもん」の一コマに似たイメージがある。「WEB2.0サイト = 発酵食品説」とは確かに言いえて妙だと思った。あ
百聞は一見に如かずであり、図解って重要だなあ、とも思った。
- 2005.12.09
- [読書・書評]



小林祐一郎
