「コミュニティを管理する」の落としどころ
前のエントリーへの反応があったのに反応。
振られたような気がしたので「つまんなかった」と表明してみる(煩悩是道場)
●相手が個人であるか団体であるかの違いについて
ですが、同じ無断リンク禁止問題であったとしても例えば何処かの学校や教育委員会が無断リンク禁止の方針をうち立てるというような記事に対しては批判的なコメントを書く事があるかもしれません。
つまり、この記事を念頭に置いてのものですな。
北九州市と仙台市が小中学校に無断リンク禁止の明示を義務付け(スラッシュドット ジャパン)
私は、個人のサイトにコミット(はてなブックマークからコメント)することについて考えていたので、これは相手が団体なため別の問題だと整理していました。
別に「相手が団体だったら思うさま叩いてもいい」とか言う気はないけど、個人と団体では批判や罵倒に対する耐性がまったく違うのだし、また、団体の考え(方針)を変えさせるのと個人の考えを変えさせるのでは、方法も異なるでしょう。世論を動かす、というようなことも必要でしょうし。
●「コミュニティを管理する」の落としどころについて
ululunさんは私の意図どおりに読みとって下さったようだけど、前のエントリーの「はてなが非難されるべき点は『コミュニティの管理をしていないこと』だ」という文の意味が不明瞭だったので、改めて整理します。
・はてなブックマークのようなツールは、仮にはてなが提供をやめたとしても、必ずどこかが提供する
・なので、他で起きている「コメント欄を廃止」とか「コメント非表示」のような意見に興味はないし、的外れだと思う。実際、一部を除けばコメント欄は役立っているし
・まあでも「他のソーシャルブックマークは怖いけど、はてなは安全ですね」みたいな状態を目指した方がいいんじゃない?
・その際、はてなに文句をつけるとしたら、機能云々でなく「コミュニティの管理をしてないこと」の1点だ
ululunさんの考えは、要するに「ユーザー全員のモラルを上げていこうぜ」ということだと理解しました。これは理想論としては、まったく同意です。しかし同時に、あくまで理想論であり、いちユーザーとしてはそれを「提言」し、後は皆のモラルに期待することしかできない、という認識も共有していただけるでしょうか?
「コミュニティの管理」という言葉にも幅がありますが、私が考えていた管理とは、おおむねはてながアナウンスしたようなものでした。ぶっちゃけた話、全コンテンツを24時間体制で見張るなんて不可能だし、また、コメントのどこからがアウトでどこまでがセーフか、きっちりと線を引くこともムリなので、
(1)管理するぞ、という姿勢を表明する
(2)通報窓口の設置、ルールの整備など具体的な行動を見せる
(3)極端な例があれば実際に処分する(悪く言えば見せしめ)
管理する姿勢が見えることによって大抵の暴走は止まるし、問題の指摘が多いものについては対処を考えればいい。微妙な問題は起きてから考えることにしつつ、ユーザーと対話しながら最低限のルールと労力で管理していく。そういう空気を作ることで、こうすれば良いんじゃないか? という類の提案も聞かれやすくなると思います。
- 2005.11.22
- [コミュニケーションの話(ソーシャルメディア、社会の話)]











