「ホームページ2.0」とは何か  

日本に「ボクの(わが家)のWebページ」といったニュアンスでの「ホームページ」という言葉がなんとなく定着して、今年で10年。そろそろ、この「ホームページ」というものの概念を考え直さなければいけない時期になった。

Web2.0というもの

巷では「Web2.0」という言葉がよく使われるようになった。今のところ「Web2.0とはこういうものだ」という明確な定義はないけれども、とにかく従来の「Web」のあり方が大きく変わるぞ、ということになっている。

参考リソースをいくつか
Webのターニング・ポイントをとらえた重要文献、ティム・オライリーの 「Web 2.0とは何か」(Zopeジャンキー日記)
Web 2.0、Remix、Mash-ups(My Life Between Silicon Valley and Japan)
企業サイトにおいて、Web2.0をどうマーケティングに活用するのか(kokepiの日記)
Web2.0時代にWEBデザイナーに必要とされるスキルとは?(WEBSTAFFBLOG)
ついカッとなってまとめてしまった。「2.0」ならなんでもよかった(YAMDAS現更新履歴)

一番読みやすく分かりやすいこの記事(↓)は必読。

Webそのものがプラットフォームになる。次世代のWebの在り方「Web 2.0」 伊藤直也の「アルファギークのブックマーク」(BroadBand Watch)

古い「ホームページ(=ボクの部屋)」のメタファから抜け出せない人たち

従来の「ホームページ」の概念が、Web2.0の浸透によって大きく変わることは間違いない。例えば今まで、ホームページはなんとなく「ボクの部屋」のメタファーであり、日記帳は「ボクの部屋に来た人が読んでいく日記」だった。そこには、まず「ボクの部屋への来訪→ボクに興味・関心のある人だけが日記を読む」という流れがある。

しかしWeb2.0の時代になったら、世界中の日記を読める千里眼みたいなモノがあって、そこから、みんなの部屋に入ることなく天井を透かして、例えば「昨日アキバに行った奴の日記を全部読みたい」とか、「『チャーリーとチョコレート工場』の感想、みんなどんなこと書いてる?」とかいう読み方が簡単に、誰にもできてしまう。そこには「ボク(=日記の書き手)への興味・関心」など存在しない(読んだあとで生まれる可能性はある)。Web2.0の時代では、そういう玄関を通さない読み方が一般的になる。……というか、もうそんな時代になっている。

正確に言えば、ホームページ(Webページ)が「ボクの部屋」だった時代なんてなくて、以前から世界に開かれたWorld Wide Webの誰もが読めるリソースだったわけなんだけれど、リテラシーの特に高くない人にとって、「ホームページ」の概念は「ボクの部屋」にかなり近いものであると思う。

そして、この「ボクの部屋」の概念以上のものを持ち得ない人たちが、mixiに馴染めないとこぼしてみたり、リンクはトップページ以外に張るなと怒ってみたり、うっかりオタクきもいと書いて祭りになってみたりしているわけだ。

個人の趣味のホームページが古い考えで運営されていても、それは構わない。下手にRSSを配信したりトラックバック打ったり打たれたりするよりも、地味にやっていてもらった方がいい、と思うくらいだ。

しかし、役立つ情報を発信してくれるサイトがRSSを配信していなかったり、フレームを使っていてパーマリンクどころじゃなかったりするのは、利用者として不便であるし、サイト製作に携わる者として、もっと上手く運営できるはずなのになあ、とも思う。

趣味のサイトであまり手間がかけられないというのなら、なおのことWeb2.0的なものを知り、「手抜き」のできる仕掛けの作り方(CMSの利用等)を覚えるべきだ。お金にならないのでリソースを避けないというのなら、アフィリエイトを使えばいい。

2000年以前ぐらいから運営し続け、ニーズがあるので存続してはいるんだけどあまり発展した風でない、といったサイトのオーナーは、2000年ぐらいのWeb知識で止まってしまっているように感じる。ちょっと勉強すればラクできるのに、運営費もペイできるしうまくやれば事業になるかもしれないのに、と、他人事ながらもったいなく思う。


ホームページ2.0の主要な技術は

というわけで、「ホームページ2.0」というキーワードで、これからの時代に向けた「ホームページ作り」を考えてみたい。キーワードは次のようなところか。

(1)RSSの配信
  →「人が読む」だけでなく「機械も読む」ことを意識する
(2)パーマリンク
  →1記事に1URL。いつまでも1クリックでアクセス可能なURL
   ※CMSの利用

(3)アフィリエイト
  →運営費の捻出、趣味のサイトが「仕事(副業)」になり得る

(4)コミュニティ
  →サイトから収入を生むカギ
   ※コミュニティ・マーケティング


「トラックバックを受け付ける」もホームページ2.0ぽいのだけど、下手すると駄トラバのメンテ作業が増えるだけで何の得にもならないかもしれないので、とりあえず挙げないで置く。

といったところで、本題は後日。

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