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BBSは荒れるけどブログは荒れない?  

書こうと思っていた2つの課題の、根っこは同じだということに気づきました。

課題1:ブログを書く目的ってなんだ?

個人サイト(ブログも個人サイトの一種)の目的は、表現欲の充足、情報の共有、出会いの獲得。これは、ブログにおいて「情報の共有」といったキーワードが多少クローズアップされていますが、個人サイトが登場し始めた10年前から、大きく変わるものではないでしょう。

であれば、個人サイトを作っているのもブログを書いているのも、リアルで満足できないほど(またはリアルでは満足できない方向性に)自己顕示欲が旺盛だったり、話したがりだったり、寂しがりやだったりする人たちであることは変わらず、うーん、確かに基本的には同じ人が個人サイトやって、ブログもやってるなあと思う今日このごろ。

ただ、多忙で個人サイトを作りこむのは難しかった人がブログで多く情報発信するようになり、情報の質が変わった、という違いはありますね。

課題2:BBSは荒れるけどブログは荒れない?

仮に現状のBBSが100荒れており、ブログは5程度しか荒れていないとしましょう(100:5という比率に深い意味はありませんが、フィーリングで。「荒れる」の定義は、なんとなく場が険悪な雰囲気になる、といったもので)。

おそらく1年後には、BBSの利用者は現状よりも減少し、かわりにブログの利用者が増え、つまりBBSからブログへ主な活動の場を移すユーザーが増えて、BBSの荒れ具合100に対してブログの荒れ具合20ぐらいになるような気がします。

イノベーター、アーリーアドプター、マジョリティがどうのこうのというキャズム論にあてはめて言えば、現在のブログはキャズムを超えてアーリーマジョリティ層あたりまで普及していると考えられます。

ざっくり言って、イノベーターやアーリーアドプターに属する人たちは、それなりにリテラシーもモラルも高く、好んでコミュニティを荒らす人は少ないでしょう。それに対してマジョリティ層には戦闘意欲旺盛な人、唯我独尊的気質を持つ人も多いと考えられます。

また、人が増えればそれだけコミュニケーションが貴重でなくなり、田舎で人が倒れていれば一大事だけど都会の駅前あたりに人が倒れていても酔っ払いが寝てると認識されるだけ的現象が起こります。要するにおざなりなコミュニケーションが増えます。

ブログが構造的にBBSよりも荒れにくいという説についてはまったく賛成ながら、今後においてはもっと荒れるようになるだろうと思われ、「BBSは荒れるけどブログは荒れない」論をあまり高く捧げ持ちすぎるのもどうかなあと思う次第であり、結局は各人の努力次第かなと思います。

2つの答えを見比べて、人の営みの本質というのはいつでも変わらないものであるなと思ったりしました。

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  • 2004.12.09