【ブログ初心者講座】トラックバックがありがたいとは限らない
ときおりブログのコメント欄にて「TBありがとうございます」という発言を見ますが、トラックバックというのは、受け取る側にとって常にありがたいものとは限りません。
トラックバックがキター!→さっそくトラックバック先を見に行く→別に関係ない話題だったことにショボーンとしつつ、でもやっぱり感謝しといた方がいいのかなあと思って、釈然としない思いを抱きつつも「TBありがとうございます」と書いてしまっているあなた、もうありがたがる必要ないですから!
トラックバックとは何か、という基本的な説明はここらへんを参照していただくとして、単純に言えば「俺のブログも読めや」と相手のブログから強制的にリンクを張ってしまうのが、トラックバックの働きです。
反響の少ないブログにトラックバックがつくと嬉しい、という気持ちは分かりますが、それを過剰に感謝することはありません。トラックバックしてきた相手の記事を読んで、どんな主旨で送られたトラックバックかを吟味してから、対応を考えてもいいでしょう。
本来のトラックバックは、「あなたのブログの記事を読みました。私も関連したこんなことを書いていますから、読んでくださいね」といった主旨で送られるものであり、従来ならメール等で行われるはずだったこういうやりとりを簡略化するために、トラックバックがあります。
大量トラックバック送信者にとって、あなたのブログは「踏み台」にすぎない
しかし最近では、未来検索やgooのブログ検索でキーワード検索して出てきたブログに片っ端からトラックバックを送る、ほとんどスパムのようなトラックバックが横行しています。例えば、ちょっとしたたとえ話として「ドラクエ」という単語を含んだ記事を書いたら、死ぬほど「ドラクエ」関連の記事からトラックバックが来た、というような。この手合いのトラックバックは「君のブログは別に読んでないけど、キーワードが重なってるからうちのブログも関連してるかもしれないし、これ幸いとトラックバックしとくよ。読め」ぐらいの主旨なわけです。
「たくさんトラックバックを送るのは大変だろうし。送ってくれたのはありがたい」などと、気を使うことはありません。トラックバックを山ほど送ることで、送り主は次のように大きな恩恵を受けることができますし、それに比べればトラックバックを送る手間など、たいしたことではありません。
○アクセス増加を狙える
あっちこっちにトラックバックを送ってリンクを増やすことで、アクセス増加を狙えます。例えば100件のトラックバックを送れば、「どこからのトラックバックだろう?」と思って見に行く各ブログの管理者のアクセスだけで、既に100アクセス確保できるわけです。
○検索の上位ヒットを狙える
多数のトラックバックを送った→多数のブログからリンクされている→人気ブログなんじゃねえ? と検索エンジンが誤解するので、そのブログが検索結果の上位にヒットするようになります。これでアクセス増加が狙えます。
○アフィリエイト収入が増えたり、ランキングで上位に入れる
アクセスを増やすことで、さまざまなランキングや、アフィリエイト収入のアップを狙えるわけです。アメーバブログというサービスの利用者なら、ランキング上位に入ることで賞金まで貰えます。
大量トラックバック送信の常習者にとって、あなたのブログは単なる踏み台、スコア稼ぎのためのマトのひとつであり、対等なコミュニケーションをしようという意識もない可能性だってあります。トラックバックが来たからといって、必ずしもありがたがる必要はありません。
とはいえ、あえて穿って考えず「ありがたがる」考えもアリ
とはいえ、トラックバックの使い方にこれといったルールのようなものはなく、現状、こういったトラックバックをどう捉えるかは、個々人のスタンスしだいと言えます。どんなものでも賑やかしになるからOK、という考えもアリですし、自分のブログの読者のために、見に行ってがっかりするようなトラックバックは削除する、という考え方もあります。自分も大量にトラックバックを送り、「TBありがとうございました」というコメントを書きまくり、賑やかなブログを演出し合いたい、という考えだってアリでしょう。
何にせよ、釈然としない思いを抱きつつも、そんなもんなのかなー、と無理してありがたがる必要はないわけで、なんかイヤだなあと思ったら無視するなり削除するなりしてしまうことを、ためらうことはありません。
ちなみに私の場合、以前はどんなトラックバックでも賑やかしになって良いかなあと思っていたのですが、最近はあからさまにアフィリエイト目的やランキング目的で、なおかつ内容のうすい記事からのトラックバックは、基本的に削除しています。
試みに、アメーバブログのランキング上位者から来たトラックバックに関しては、届いたトラックバックを削除した上にお返しトラックバックを送ってみました。しかし、1件も苦情の類は来ていません。「トラックバックが削除された」ことはトラックバック先のブログを念入りにチェックしないと気づけません。大量トラックバック送信者のトラックバック先ひとつひとつへの思い入れ(というか読み込みぶり)なんて、大抵その程度のものです。
- 2004.11.29
- [コミュニケーションの話(ソーシャルメディア、社会の話)]
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