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小林編集版「ブロガー新聞 第3号」  

先の記事「週刊! 木村剛『ブロガー新聞』に載ってた」にコメントをいただいたあざらしサラダさんのリクエストを受けて、私なりにブロガー新聞第3号を編集してみました。

本当は全部のトラックバックを精読して、大々的に再編集したかったのですが、そこまでやるほどのパワーがないため、あざらしサラダさんが編集されたものをベースに、携帯電話のマナーに関する話題だけに絞ってやらせて頂きました。こんなところでご容赦下さい。

これが、何かしらの参考になれば幸いです。また、この作業を通じて気付いたこと等は別のエントリーに書きます。


みなさんこんにちは。 小林と申します。「小林Scrap Book」というブログをやっています。

自分のブログにて「ブロガー新聞」に意見を送りつけていましたが、文句をつけるばかりでなく、私ならこうする、という具体的な形をお見せするべく、このたび第3号の一部を取り出し、再編集させていただくことにしました。

「ブロガー新聞」第3号のテーマは「携帯電話」でした。このテーマにトラックバックされた記事の中から、皆様の声を拾ってみましょう。

参考:ブロガー新聞 第3号(あざらしサラダ一日編集長によるオリジナル版)


■「“分電”を」、「道交法改正を」携帯電話の使用マナーに提言続々

トラックバックの中で目立った意見は、使用マナーに関するものだった。

Bemused」さんは、携帯電話を煙草の分煙のように「分電」すべきだと提案されている。

分煙のように、分電をすべきだ。ここでは携帯を使っても良いがここはダメと。そんなのできるかって?喫煙ではできたといいたい。通勤列車では喫煙はなしだ。ならば、通勤電車の携帯もなしにできるはずだ。

携帯電話の使用場所の制限


ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘」さんは、携帯電話に夢中になっている高校生に自社の社員が追突され、それが原因で退社することになってしまった、という体験談を書かれた。そして、携帯電話のプラス面も認めつつ、使い方を誤れば人命に関わる事故にも繋がることを懸念し、道路交通法の整備を提言されている。


さて「緊急提言」、結論です。「道路交通法」に自動車運転中だけでなく、自転車乗降時も携帯電話中止条項を盛り込んで欲しいということです。
緊急提言、携帯電話

ちなみに、道路交通法では片手で傘をさしながら自転車を運転することは禁止されているが、同等の危険性が予想される携帯電話に関しては規制がない。現状、運転中の携帯電話が使用禁止なのは自動車、原動機付自転車までに留まっている。これはアンバランスではなかろうか。法律面に関しては論を待たず、早急な改正、少なくとも再考が望まれる、と結論して良さそうだ。


■「携帯電話で医療機器が誤動作」は本当?

電車内などで携帯電話の利用を規制する理由のひとつとして「ペースメーカーなどの医療機器が誤動作」すると言われる。病院でも、携帯電話の電源は切るように言われる。はたして、本当に医療機器に影響があるのだろうか?

医療関係者である「彰の介の証言」さんからは、これに関してコメントをいただいた。「現実には、携帯電話によるこういった医療機器の誤作動で問題が起きたという報告が無いところを見ると、携帯電話が誤作動を起す確率は極めて低いのでしょう。」としながらも、

確かに、さほど影響は無いのに、ペースメーカー患者に恐怖をあおるだけなのかもしれませんが、でも、避難場所としての優先席付近くらいは確保してあげてもいいと思います。

医療現場と携帯電話

と、されている。実際、一般に販売されている機械から出る電波でいちいち誤動作するようなペースメーカーなど、実用品として問題があるだろう。とはいえ、いざ何か影響があった場合、それは直に人命に直結する。

病院では携帯電話の電源を切る、(首都圏のJRの場合)優先席付近では同様に電源を切る、といったアナウンスがされている。総務省の報道資料「電波の医用機器等への影響に関する調査結果」によると、携帯電話が実際に影響を及ぼすことはほとんどなさそうだが、上記記事から再度引用させていただけば「逆にそんなに目くじらを立ててまで、携帯電話の電源を入れておくことに固執する意味がわかりません」と、まさにそう思う。


■「周囲が迷惑」の基準は何だ?

公共の場で携帯電話の使用を規制する理由のもうひとつは、「周囲の迷惑になる」である。が、このように考える方もいる。
私自身は乗客がホームや車内で携帯を利用することを不快とも迷惑とも思っていませんし(大声を出すのは携帯であろうがなかろうが迷惑ですが)「不快感」というあいまいな物差しでモノゴトを決めてしまうことには疑問を感じます。 「不快感?電磁波対策?憂しと見し世ぞ)」

電車には大勢の人が乗っている。当然、隣の人間が携帯電話で話すことを不快と感じない人もいるだろうし、逆に、不快に感じる人もいる。私も専門家ではないので深く言及することは控えるが、携帯電話で話す権利は「公共の福祉」によって制約されるべきであろう。

社会全体の幸福を追求した結果「公共の場で携帯電話で話すのはやめるべし」という見解が出ているのが、現在のところであるはずだ。「公共の福祉とは何か」ということは、私にもうまく論じきれないことで、浅いレベルでは別の言葉にしただけの「あいまいな物差し」としか取られないかもしれない、という気はしている。



■行き着くところは携帯電話の強制排除か

あざらしサラダ」さんからは、フランス政府が映画館で携帯電話を使わせないため、妨害電話を流すことを認めた、という情報をいただいた。
フランス政府は、「快適な鑑賞空間を提供したい」との業界の要請に応じ、全国の映画館や劇場が館内で携帯電話の妨害装置を使用することを認めたそうだ。
 映画館などは、これまで観客に携帯電話の電源を切るかマナーモードにするよう要請していたが、一部の観客が電話を使うことがあったため、3年前から妨害装置の使用認可を申請していたとか。

◆フランスの携帯電話マナー対策

日本でも、名古屋の地下鉄で携帯電話が使えなくなった(「♪ついに名古屋の地下鉄で携帯通話が不可能に」より)とのこと。

携帯電話の利点は「いつでもどこでも着信できる」という点であり、このような強制措置は、携帯電話の利点を殺す。このままでは、のっぴきならない事情で重要な連絡を待つ人は公共交通機関をできなくなってしまいそうなのが残念だし、それは危険なことのようにも思える。

とはいえ、これらはいずれも「各人のマナーに任せる」ことでは解決されなかったことから行われた措置である。今のところ、利点を追求する側の旗色は悪そうだ。



携帯電話の使い方について、さらなる議論と考察を

携帯電話に関して多数のトラックバックが寄せられたが、その中から今回は「使用のマナー」というテーマの周辺に絞って、いくつかの記事を紹介させて頂いた。皆様がマナーを考えるとき、話し合うとき、またルールを決めるときの参考になれば幸いである。


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  • 2004.10.31