10万会員のSNSなら最低5億で売れるそうな
本をどこかに置き忘れて、次週号がもう出るって時に書いているあたりが弱った感じですが、SPA!にて「ソーシャルネットワーキングサービス 設けのカラクリ」なる小特集がありました。内容は以下。
・GREE、mixiってのはこんなサービスですよ
・GREE Night 2.0やmixi版無敵会議と、ビジネス展開の動き
・Gocooは男性会員のみ課金というシステム
・ヤマハ、ANAでもSNSっぽいのを始めてます
・マイクロソフトはGREEユーザーにMSN MEssengerを使わせようとしてますよ
といったところ。
コラムで、KNN神田氏がソーシャルネットワーキングで儲けるためのビジネスモデルを適当に列挙
・プレミアム(有料会員)サービス
・アフィリエイト
・宅配便など流通サービスとの連携(個人情報の扱いを簡略化)
・新しいメディアサービス(パーソナライズされたメディア)
・ホスティングサービス
最後に、磯崎哲也氏が「10年後には独立系SNSはなくなるだろう、10万会員のSNSなら最低5億で売れる」とかなんとか。1ユニークユーザー5000円ですか。育てようによっては、決して高くはないですね。
どこかでGREEの田中氏も似たようなことを発言していたけど、ソーシャルネットワーキングはインターネットというものの上に載せる、コミュニケーションのための基本ソフトとなっていくと予想しています。なので、宅急便でもDVDレンタルでも旅行予約でも、ソフトのダウンロード販売でも食材配達でもはたまた証券取引でも、諸々の現在あるサービスを載せ、ソーシャルネットワーキングの中で情報が意味づけされることに対して対価を取る、というビジネスが可能になっていくと思います。
だとすると、そこまでソーシャルネットワーキングサービスの機能が充実し、国民全員が使うべきソリューションにまでなった時に、現時点のGREEやmixiの紹介制は維持されるのか? 人を選ぶコミュニティの中にあっていいのか? という点が気になります。
おそらく、来年度には紹介制はもはや大した意味をもたなくなり、例えば大学の新入生は先輩から全員招待されたり、企業の新入社員は人事部あたりからすぐに招待を受けるようになるでしょう。やがては、親が子どもを入れるのが一般的になるかも。「ネット社会の構成員として認められた証し」程度の意味として、招待制の意味は残りそうです。
そうやって巨大化した万民向けSNSに対して、また新しく秘密倶楽部的な何か(それはソーシャルネットワーキングという名前ではなくなるかも)が誕生し、こっそりと育っていくのでしょう。おそらく。
- 2004.09.27


