「広告」という枷  

最近、複数の場所で聞いた話。

「新しい技術を盛り込んだり、ユーザーインターフェイスをシンプルにしたい。そうすればエンドユーザーのためになることは明白なのだが、クライアントのことを考えると、できない」

ここでいうクライアントとは、そのサイトの広告主のことです。

新しい技術を取り込むことでユーザーの導線が変わってしまったら、広告のページビュー保証ができなくなる、ユーザーインターフェイスをシンプルにしたら、広告クライアントの求める情報が収集しにくくなる。そんな理由でサイトをリニューアルできないことがけっこうあって、中の人も大変だなと思ったりするわけですが、実のところは、

エンドユーザーのためになる改革をする→ユーザー増える→クライアントも自分もウマー

なわけなんですが。それを説得しきれない企画者の力不足なのか、それとも広告営業の発言力が強すぎるのでしょうか。

いまイキのいいサービスって、たいていはエンジニア、またはエンジニア経験のある人が組織を引っぱっているような気がします。企画書出してレビューして設計させてレビューして、なんてことしてたら間に合わない。思いついたら即作る(または作らせる)じゃないと。

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  • 2004.04.29