本書を読み始めたときに書いた「Winny無罪確定と「ネット・バカ」。そしてメディア論」で「ネットに耽溺していると長文を読んだりじっくり考えたりができなくなる、という主張を359もノンブルが打ってあるこの分厚い本で展開するのだとしたら、どういう自己矛盾的展開(ターゲット的に)なのだろう」てなことを書いていましたが……、
ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること

後ろの方のコラムで、
みなさんの考えていることはわかっている。この本の存在そのものが、本のテーマと矛盾しているのではないか。集中するのがそんなに困難で、ひとつのことを考えていられないのなら、少なくともまあまあ筋のとおった文章で数百ページもの本を書くことが、いったい全体どうしてできたというのか?
(「ネット・バカ」p.271より)
と書かれていてお茶吹きそうになりました。
そこには、本書の執筆にいかに苦労したかが綴られています。ネット環境の悪い山の中に引っ越し、各ソーシャルメディアを停止し、“ブログにホコリをかぶらせ”、メールアプリの自動チェックを毎分から1時間、いよいよ注意力が散漫になるときには止めたそうです。それでも執筆の終わりが見え始めたらネットに逆戻りして……最後には“白状せねばなるまい、これはクールだ。これなしで生きていけるかどうか、正直自信がない”とコラムを締めくくっています。
全文を読む:書評「ネット・バカ(ニコラス・G・カー)」
最近は新しいサービスに食指の動くことが少なくなっていましたが、「Pinterest」が楽しいです。
画面写真などチラと見た限りでは「Tumblrにもこういうテンプレートあるし、オシャレライフスタイル共有アプリはおなかいっぱいですよ」といった後ろ向きな感想しかなかったのですが、使ってみると、久しぶりにフロー情報メインでない感じが新鮮で、じわじわと収集欲(?)を満たす楽しみを感じています。

きっかけは、こちら。
【Pinterestを使ってしまうと、もうInstagramにはもう戻れない】
Pinterestはネットではなく、世界をコレクションするサービスである:[mi]みたいもん!
「Instagramに戻れない」と聞いたら、試さずにはいられません。
全文を読む:「Pinterest」で変なもののコレクションを地味に楽しむ
最近「声の文化と文字の文化(ウォルター・J・オング)」という本があることを知り、思わぬ高価格にしばし躊躇しつつも、購入しました。
声の文化と文字の文化

ソーシャルストリームにコミュニケーションの中心を移すネットが「書き言葉」の世界から「話し言葉」の世界に近いものになっていき、それがコミュニケーションや文化そのもののあり方を変えるのではないか? ということに、以前から関心を持っていました。例えばこんな記事を書いています。
全文を読む:「声の文化と文字の文化」で、話し言葉と書き言葉の違いを探るぞ!
「iBooks Author」で電子書籍を作ってみました。

こちらの記事を、iBooks Authorで再構成したものです。ちょうど4年前に書いた記事でした。
4000字ほどの短編読み物といった趣です。これをiBookstoreで無料配布してみようと思ったのですが、どうも配布時の設定で言語として「日本語」が選択できないようです。むりやり他言語の設定で配布しても無用の混乱を招きそうなので、諦めました。
電子書籍のファイルは、以下からダウンロードできます。
iBooks版のファイルは、iPadのSafariでアクセスすると自動的にiBooksに登録されるらしいです。
全文を読む:iBooks Authorで電子書籍を作ってみて、この4年のネットの変化に驚く
息子と本屋に行ったときに見かけて、この本を読ませてみました(児童書売り場の近くに座って読むコーナーがある書店でした)。
週刊 マンガ世界の偉人 2012年 1/29・2/5合併号 [分冊百科]

テレビCMで見ていたので、すぐ興味を示し、読み始めました。中の文字にはぜんぶルビが振ってあるので、読めることは読めます。息子はひらがな、カタカナ、数字はだいたい全部読め、アルファベットは一部、漢字は電車やバスでよく見る一部の字が読める程度です。
全文を読む:「週刊 マンガ世界の偉人:エジソン」を5歳児に読ませてみた
第11回神田小川町雪だるまフェアに行きました。あいにくの雨に耐えるトトロの雪像と、その後ろを通るパレードの雪だるま。雪は群馬県嬬恋村のものだそうで、群馬県の観光PRも行われていました。雨の中だったけど小さい子を連れた人たちも多く、楽しい。雪のイベントって、寒い中にわざわざ出向く理由として最適でいい
全文を読む:神田小川町雪だるまフェア(今週のInstagram写真 2012.1.15〜1.21)
Appleが、iOS用電子書籍リーダー「iBooks2」と、Mac用電子書籍作成アプリ「iBooks Author」を公開しました。これで、来る来ると言われながらくすぶり続ける電子書籍の、ブレイクのイメージが見えた気がします。
アップルの「教育イベント」 にて、学習コンテンツに重点を置いた iBooks 2 と新 iTunes U、そして OS X 向けの新ソフトウェア iBooks Author を発表しました。このうち iBooks Author は文章や絵はもちろん、動画や Keynote のアニメーションまでウィジェットとして電子書籍化してくれる、マルチメディアな電子製本ツールです。差別化したい人は JavaScript や HTML を使ったウィジェットの開発も可能。ソフトウェアは App Store で無償提供されます。
アップルが電子書籍作成ツール iBooks Author 発表、iBookstore でそのまま販売可 -- Engadget Japanese
アメリカでは教科書からという手堅い攻め方になるようですが、日本では自費出版や同人誌の類からとなるのではないでしょうか。熱意のある個人や小グループが自分たちで作り、そのまま配布するというやり方が、実際に簡単だし無料だしクールでスマートである、というイメージになったと思います。
iBooks 
カテゴリ: ブック
価格: 無料

iBooks Author 
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料

このイメージが具体的にできるというのは、けっこう大きいはず。なんだかんだで重要なのは「やる気」「その気」です。そして、こうしたノリ延長線に、より取っつきやすい商用ベースでの電子書籍もあるのではないかと思います。
全文を読む:Apple「iBooks Author」で見えた電子書籍ブレイクへの道と課題
入浴中にふとアイデアが降ってきて、あらどうしましょう!? となってしまうことはないでしょうか?
たまに何か思いついてしまうと、濡れた体のままでパソコンの前まで走ったり、家族を呼んで口述筆記でメモってもらったり、忘れないように何度も口の中で繰り返しながら、あがってみたらいつのまにか忘れていたり……といろいろな試行錯誤をしてきました。ところが最近「ライフ アウトドアメモ/ノート」なる製品を知り、あわてることがなくなりました。
ライフ アウトドア メモ (OUTDOOR MEMO) A7 0994

このノートの防水性は凄くて、例えばこのように水の中に完全に浸けてしまっても、置いておけばすぐに乾き、シワが残ることもありません(ただし、ここまで本格的に浸けてしまうと水でページがくっついいて乾きにくくなるので、はがした方がいいですが)。

撮影のために水に浸けすぎていたら鉛筆や油性ボールペンのインクがちょっと溶けてしまっていますが、紙自体はノーダメージです。ふだんはこれにタコ糸で鉛筆を結びつけて、浴室の前に掛けています。何かが降ってきたときにはアウトドアノートを取って、鉛筆で書いておけばOK、となります。
全文を読む:お風呂メモは、ユポ紙の「ライフ アウトドアノート」で決まり